はじめに


本州の最北端にある下北半島(しもきたはんとう)は、見どころが満載な上、海の幸も山の幸も楽しめる観光スポットです。
半島全体が国定公園でもある青森県「下北半島」の魅力と観光モデルコースをご紹介します!

青森県「下北半島」の魅力と観光モデルコース①下北半島の概要


下北半島は、青森県の北東部にあり、半島全体が下北半島国定公園に指定されています。

本州の最北端に位置しており、ニホンザルやツキノワグマ、ニホンカモシカなど、いろいろな生物の北限地となっています。

温泉地が多く、景勝地もたくさんある下北半島は、1日では回りつくせません!

今回は、特におすすめのスポットを効率よく1日で巡る、おすすめのドライブコースをご紹介します。

青森県「下北半島」の魅力と観光モデルコース②レンタカーで下北駅を出発


下北半島は、公共交通機関があまり発達していません。
効率よく観光スポットを巡るには、レンタカーやマイクロバスを借りることが必須となります。

朝、JR下北駅を車で出発し、メインの観光スポットである仏ヶ浦、大間、尻屋崎、恐山を、やや駆け足で巡り、夕方に下北駅へと戻るコースとなります。

青森県「下北半島」の魅力と観光モデルコース③仏ヶ浦


下北駅から約60キロ、1時間半ほどの距離にある、仏ヶ浦に到着。

仏ヶ浦は、国の名勝や天然記念物に指定されており、面白い形をした断崖や大きな岩が連なった風景を楽しめます。

それぞれのスポットに浄土のイメージが重ねられていて、「如来の首」や「五百羅漢」、「極楽浜」等の名前がついているんですよ。

駐車場から遊歩道がのびているので、ゆっくり歩いても1時間ほどで往復できます♪

青森県「下北半島」の魅力と観光モデルコース④大間


仏ヶ浦から約40キロ、1時間弱で、次の目的地・大間に着きます。

大間は「大間のマグロ」で大変な有名な場所です。大間町内にも、マグロを売りにした飲食店がたくさん並んでいるんですよ♪

ランチに、せひ名物のマグロを堪能してください。

また、大間崎にあるマグロ像は、観光客の記念撮影スポットになっています。写真撮影を忘れずに!

青森県「下北半島」の魅力と観光モデルコース⑤尻屋崎


大間から約60キロ、1時間半ほどで、下北半島の北東・尻屋崎に到着します。

尻屋崎では、寒立馬(かんだちめ)という放牧馬に出会えますよ♡

寒立馬は、ゲートで仕切られた敷地内で放牧されていて、そちらを自由に見学することができるようになっています。

また、尻屋崎の白亜の灯台はとても美しく、印象的ですよ♡

青森県「下北半島」の魅力と観光モデルコース⑥恐山


尻屋崎から約45キロ、1時間強で、恐山に到着します。

日本三大霊山の一つである恐山は、信仰の山となっています。
硫黄の匂いが立ち込め、ごつごつとした岩場が続き、荒涼とした“地獄の様な光景”が広がっているんです。

一方で、岩場を抜けると、対照的な美しい宇曽利湖が見えますよ。
“極楽浜”と呼ばれるだけあって、絶景ポイントとなっています。

ある意味、天国と地獄を一度に見ることができる、神秘的なスポットですね♪

青森県「下北半島」の魅力と観光モデルコース⑦観光周遊バス


恐山からは下北駅まで約15キロ、30分ほどで到着します。

一度に観光スポットを巡るには、レンタカーを借りるのが便利ですが、時期によっては観光周遊バスも運行しているので、チェックしてみてください♪

出発の5日前までに予約して、最少催行2名以上であれば、「ぐるりんしもきた観光ルートバス」が下北半島の主要観光スポットを巡ってくれます。

詳細は、「ぐるりんしもきた」のホームページをご覧ください。

◆一般社団法人 しもきたTABIあしすと
電話番号:0175-31-1270
FAX番号:0175-23-7960


ぐるりんしもきた



青森県「下北半島」の魅力と観光モデルコース⑧下北半島へのアクセス


下北半島へのアクセス方法をご紹介します。

新幹線を利用する場合は、八戸駅で下車し、JR大湊線の下北駅へと向かいます。
そして、下北駅を拠点に観光しましょう!

飛行機の場合は、青森空港もしくは三沢空港へと向かい、それぞれ青い森鉄道に乗って、野辺地駅に向かいます。JRへ乗り換えて下北駅を目指します。
もしくは、各空港からレンタカーを借りて下北半島へ向かってもいいですね。

おわりに


青森県の下北半島には、見どころがたくさんあり、豊かな自然も美味しい味覚も楽しめます。
今回は1日の観光モデルコースをご紹介しましたが、お時間があるならぜひ、1泊してじっくり回ってみてください♪
本州の最北端・下北半島で、たくさんの感動に出会いましょう♡




情報提供元: 旅色プラス