はじめに


日本国内だけでもたくさんある道路標識。
海外に行くと見たこともないさまざまな標識があるのを知っていますか?
日本では想像できないような意味を持つ、そして、見た目にもユニークな標識を4つ紹介します。

ニュージーランドではペンギンが標識に!?


ニュージーランドでは標識に、ペンギンが載っているものがいくつかあります。

ペンギンが2羽並んでいるものは、「ペンギンが横切ります」という注意を促す意味のもの。
また、ペンギンのシルエットと子どものシルエットが手をつないでいる標識もあり、これは「親子連れ注意」という南極センターで見られるものです♪

ニュージーランドでは野生のペンギンが多く生息している地域でもあるため、こうした標識が当たり前のように見られるのです。

スノーモービル用の標識


フィンランドをはじめ、北欧では人がスノーモービルに乗ったシルエットを描いた標識があります。
これは、「スノーモービルを走らせてよい道路」、という意味の雪国ならではの標識ですね♪

カナダにも似たようなものが見られるようです。

また、反対にスノーモービルの絵の上から斜線が入った、「スノーモービル走行禁止」の標識もあるんですよ。

ヒッチハイク禁止!の標識


親指を立てて、まさにFaceBookなどでよくみかける“いいね!”のようなマークに、斜線が入った標識。
南アフリカの広い道路でよく見られるこの標識の意味は、「ヒッチハイク禁止」☆

ヒッチハイクによる強盗事件や、事故が多くあるために設けられた標識だそうです!

実は日本にも、九州自動車道に同様の看板が設置されているようです。
かつては名神高速道路にも設置されていたとか。

サンタクロース出没禁止!?の標識


フィンランドのフロン市にはサンタクロースの姿が描かれた標識があります。
ドローバックという小さなサンタの村に、唯一存在するかわいい標識です。

「サンタ飛び出し注意」とは、さすがサンタクロースの故郷ならではのサインですね☆
あわてんぼうのサンタクロースが飛び出してきて事故にあったら、子どもたちにプレゼントを届けることができなくなってしまいます。
そんな、交通安全とサンタを大切にする気持ちの両方の意味が伺えて、なんだかロマンチックですね♡

この小さな町は、クリスマスハウスやサンタクロース郵便局があり、町全体が素敵な雰囲気に包まれています♪

おわりに


海外のそれぞれの国の事情が垣間見えるのが面白い標識の数々。
標識を発見しながら道路を通過していくというのも、旅行中の楽しみのひとつになりそうですね。
その標識の意味を考えるのも、また楽しそうです♪




情報提供元: 旅色プラス