はじめに


先日、天守閣が木造復元に向けた改修工事に入るため、一時見納めになった名古屋城のニュースがありましたが、日本国内を観光するときに、お城は見ておきたい名所としてよく名前があがります。お城巡りが趣味で、さまざまな場所へ足を運んでいる方も多いですが、今だからこそ、名所と言われるお城を見に行ってみませんか?
今回は、次の休みに訪れたいお城を厳選してご紹介します。

姫路城


400年もの間天災や戦火から免れて当時の姿が今に残っている「姫路城」は、1993年に日本ではじめて世界遺産に登録されたお城です。

5年半にも及んだ大天守の保存修理が2015年に終わり、当時を再現し、輝く外観を取り戻した今はさらに人気となっています。大天守へ直行するルートのほか、伝説の「お菊井戸」を巡るお菊井戸ルートなどさまざまな観光ルートが用意されているので、ぜひお気に入りのルートで散策してみましょう。


◆姫路城
住所:兵庫県姫路市本町68
電話番号:079-285-1146
営業時間(開催期間):9:00~16:00(閉門17:00、時期により異なる)
定休日:12月29日~30日
料金:大人1,000円、小・中・高校生300円


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松本城


戦国時代の永正年間に作られた城を受け継ぐ長野県の「松本城」は、黒と白のコントラスト、そしてそれがアルプスに映える姿、お濠に映る姿が美しいと評判。

現存している五重六階の天守の中では日本最古であり、国宝となっています。天守内の狭くて急な約140段の階段をのぼり、外を見渡すと、歴史がより身近に感じられますよ。


◆松本城
住所:長野県松本市丸の内4-1
電話番号:0263-32-2902
営業時間(開催期間):8:30~16:30(閉館17:00、時期により異なる)
定休日:12月29日~31日
料金:入場料(松本市立博物館と共通)高校生以上610円、小・中学生300円


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犬山城


愛知県にある「犬山城」は、織田信長の叔父である織田信康が天文6年に築城したお城です。

国宝五城のひとつに数えられていて、天守は現存している日本の城の中で最古だと言われています。内部を登って見学することができるので、高台から街を見下ろしてみれば、当時の織田信康の気持ちが味わえるかもしれません。木曽川沿いにあり、「白帝城」とも呼ばれている、名城で、ぜひ歴史ロマンに思いを馳せてみてはいかがでしょうか。


◆犬山城
住所:愛知県犬山市犬山北古券65-2
電話番号:0568-61-1711
営業時間(開催期間):9:00~16:30(閉門17:00)
定休日:12月29日~31日
料金:大人550円、小・中学生110円


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彦根城


滋賀県にある「彦根城」は、関ヶ原のあとに徳川家康の命によって約20年もの歳月をかけて作られました。天守が国宝に指定されている5つの城のうちのひとつで、重要文化財の西の丸三重櫓、太鼓門櫓、天秤櫓などがあり見ごたえがあります。

内堀、中堀などが当時の姿のまま残っていて、全体的にとても保存状態がよく評判の高いお城です。


◆彦根城
住所:滋賀県彦根市金亀町1-1
電話番号:0749-22-2742
営業時間(開催期間):8:30~17:00(閉門17:30)
定休日:無休
料金:大人600円、小人200円/博物館とのセット券=大人1,000円、小人350円/玄宮園=200円

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おわりに


ぜひ行っておきたいお城を4つご紹介しました! お城巡りを旅の目的にすると、色々な歴史の知識なども興味深く知れるので新たな楽しみが見つかるはずです。



情報提供元: 旅色プラス