はじめに


11月25日公開のトラベルウェブマガジン『月刊旅色』12月号では、松井珠理奈さんが、滋賀県で一番小さな町、豊郷を旅します。実は、この地は江戸時代から明治にかけ活躍した近江商人のふるさと。偉人の足跡をたどりながら、おいしいグルメも堪能しました。

伊藤忠・丸紅の創始者の旧宅「伊藤忠兵衛記念館」


初代伊藤忠兵衛の旧宅を、そのままの形で保存・公開した記念館。近江商人として活躍し、繊維卸から総合商社へと道を拓いていった伊藤家の足跡や活躍などを知ることができます。
明治13年につくられた屋敷や土蔵が当時のまま残り、初代忠兵衛が使った洋式の帳簿類や二代忠兵衛愛用のステッキなど、貴重な品々が展示されています。「歴史のあるものを生でみるのが好きなんです!」と、松井さんも当時の暮らしぶりに興味津々でした。

日本三大和牛「近江牛」や地酒も堪能


飾らない雰囲気が心地よい地元の名店「三羽鶴」では、近江牛ステーキ定食を堪能。とろけるような味わいに松井さんも「ほぼ噛まなくていいくらい、柔らかい!」と感動。近江牛は400年前からあるということに驚き、その歴史もかみしめながら味わっていました。
滋賀県きっての老舗酒蔵「岡村本家」。安政元年(1854)彦根藩主・井伊大老から酒造りを命じられて以来、歴史を刻んできた老舗。試飲もできるとあり、松井さんも4種類ほどテイスティングし、3本お土産として購入!

アニメ『けいおん!』の舞台ともいわれる「豊郷小学校旧校舎群」


昭和12年5月、「丸紅商店」の専務だった古川鉄治郎によって寄贈され、かつては東洋一の小学校とも言われたほどの校舎。当時としては珍しい鉄筋コンクリートでつくられ、プールや講堂、独立した図書館など最先端の設備を誇りました。校舎内の階段手すりにはイソップ童話をモチーフにした「ウサギとカメ」の像があり、写真スポットとしても人気です。

今回の旅の様子は、動画でも公開中!

おわりに


滋賀県で一番小さな町につまった、偉大な歴史をたっぷり堪能した松井さんを、ぜひ月刊旅色12月号でチェックしてみてください。
情報提供元: 旅色プラス