はじめに


青森県にある、十三湊遺跡(とさみなといせき)をご存知ですか?
津軽地方に残る“中世の港湾都市”と言われており、2005年7月に国の史跡に指定されました。
観光でも訪れてみたい、青森県「十三湊遺跡」についてご紹介します♪

青森県の観光スポット「十三湊遺跡」とは①約600年も前の港湾都市だった!


青森県津軽地方にある「十三湊遺跡」は、南北に約1.5km、東西に約500mに延びる遺跡で、約600年前の十三湖周辺に広がる港湾都市だったことが分かっています。

北海道や樺太などの北方交易に置いて、本州最北端の港町として、海上・水上交通の重要なポイント地点となっていたようです。

平成3年から始まった発掘調査で遺跡や遺物が見つかり、当時の人々の暮らしぶりや文化が解明されつつあるとされています。

青森県の観光スポット「十三湊遺跡」とは②十三湊歴史観光ルートMAPで見てまわろう♪


青森県「十三湊遺跡」観光のスタート地点は、福島城跡・外郭 土塁/空堀/門跡となります。

そこから、土塁と堀で囲まれた福島城跡・内郭へと進みます。

大正12年に人骨一体が発見された「オセドウ遺跡」を通り過ぎたら、いくつかのポイントを通り過ぎ、展望台のある「唐川城跡」を目指します。

そこから折り返し地点の靄山(もややま)を通り、海岸沿いの道をてくてく南下して行くと、国史跡・十三湊遺跡に到着です。

詳しいルートは、五所川原市 市浦地区 十三湊歴史観光MAPに掲載されているので、チェックしてみてくださいね♪

五所川原市 市浦地区 十三湊歴史観光MAP(pdf)



青森県の観光スポット「十三湊遺跡」とは③安藤氏が住んでいたとされる福島城跡


「十三湊遺跡」観光において、スタート地点となる福島城跡についてご紹介します。

内郭は一辺が200m四方の方形、外郭は一辺が約1kmの三角形という広大な敷地に、二重の構造を持つ福島城跡があります。

謎に包まれていた福島城跡ですが、平成17年~21年にかけての発掘調査で、中世の武家屋敷が見つかったことから、安藤氏の居城だったことが判明したのだそう!

復元された土塁や堀跡、外郭にある門跡を散策できるよう、遊歩道が整備されています。

青森県の観光スポット「十三湊遺跡」とは④風情あふれる奥津軽観光


「十三湊遺跡」は青森県奥津軽地方にあります。

温泉や世界遺産白神山地、岩木山、ねぶた祭りなど見どころ満載の観光スポットが多く存在する津軽地方は、青森津軽、中南津軽、西北津軽と、大きく3つの地域に区分されています。

一般的に、西北津軽奥津軽として紹介されているようです。

本州最北の地である奥津軽地方は、企業の支社や出先機関、人の流入のどちらも、あまりなく、津軽地方の文化が根強く残っている場所でもあります。

そんな奥津軽に残る中世の港湾都市「十三湊遺跡」を観光すれば、往時の様子を感じることができますね。

◆十三湊遺跡(とさみなといせき)問合せ先
住所:青森県五所川原市相内349-1(市浦総合支所)
電話番号:0173-35-21

青森県奥津軽観光サイト 奥津軽の旅案内



おわりに


いかがでしたか?
「十三湊遺跡」を訪ねれば、その広大さや当時の文化と中世の景観が垣間見られます。
青森県奥津軽で本州最西端の旅を楽しんでくださいね♪
情報提供元: 旅色プラス