はじめに


みなさんは、フランス印象派の画家「ルノワール」をご存じでしょうか?
きっと美術の教科書で見たことがあるはずの、有名な画家ですよね。
日本でも人気の大変高いルノワールの絵画100点が今、国立新美術館に集結しています!

国立新美術館にルノワールの絵画が集結!①ルノワール展とは?


2016年4月27日(水)~8月22日(月)、国立新美術館にて「オルセー美術館・オランジュリー美術館所蔵 ルノワール展」が開催されます。

フランスのパリにあるオルセー美術館と、オランジェリー美術館は、ルノワールの作品を多く所蔵している美術館として有名。
今回の国立新美術館でのルノワール展には、その2大美術館より、約100点の美術品が届けられました♪

日本初公開の作品もあるということで、大変盛り上がっている展覧会です。

国立新美術館にルノワールの絵画が集結!②ルノワールの真髄に迫る


今回のルノワール展では、画家ルノワールの真髄に迫る構成となっています。

フランスの画家モネとも交流のあったルノワールは、活動期間の前期は印象派の作品を多く残しています。

しかし後期になると画風が変わり、印象派から古典派へと原点回帰していくのです。
そして晩年の作品では、印象派と古典派の両方を合わせたような、独自の作風へと変化していきました。

今回はそんなルノワールの絵画の歴史を、10章に渡って詳しく解説している展覧会となっています。

国立新美術館にルノワールの絵画が集結!③日本初公開の作品も!


「オルセー美術館・オランジュリー美術館所蔵 ルノワール展 」の見どころといえば、やはり日本初公開となる作品ではないでしょうか?

一つ目は、誰もが美術の教科書でみたことがある『ムーラン・ ド ・ ラ・ギャレットの舞踏会』です。1876年に描かれた、印象派の作品です。

ルノワール絵画特有の明るい色彩と、幸福そうな人々の表情が素敵ですよね♡

ルノワールは人物画を多く描いた画家としても有名なので、ぜひ一度、本物の作品をご覧ください!

国立新美術館にルノワールの絵画が集結!④晩年の大作


「オルセー美術館・オランジュリー美術館所蔵 ルノワール展」で、日本初公開となる作品がもう一点あります。

それが、ルノワールの晩年の作品『浴女たち』です。
1919年に描かれた『浴女たち』は、印象派と古典派の両方の良さが溶け込んだ作風。
ルノワールの“知られざる晩年の大作”との呼び声も高いんですよ。

晩年に裸婦像を描くことが多かったルノワール。
彼の描く、たおやかな女性の姿は、一見の価値がある美しさですよ♡

またこの他に、45年ぶりに日本へ揃って来日する『田舎のダンス』と『都会のダンス』や、ルノワール円熟期の作品である『ピアノを弾く少女たち』も展示されていますよ!

◆オルセー美術館・オランジュリー美術館所蔵 ルノワール展
会場:国立新美術館 企画展示室1E(東京・六本木)
住所:東京都港区六本木7-22-2
会期:2016年4月27日(水)~8月22日(月)
休館日:毎週火曜日 *ただし5月3日(火・祝)、8月16日(火)は開館
開館時間:10:00~18:00
金曜日、8月6日(土)、13日(土)、20日(土)は20:00まで
※入場は閉館の30分前まで

オルセー美術館・オランジュリー美術館所蔵 ルノワール展



おわりに


国立新美術館で開催されている「オルセー美術館・オランジュリー美術館所蔵 ルノワール展」をご紹介しました。
日本で展覧会が行われる度に、連日満員になる人気画家のルノワール。
日本初公開作品は必見です♪ぜひ、見に訪れてみてくださいね。




情報提供元: 旅色プラス