はじめに


三十三間堂といえば、「会いたい人に似ている仏さまに会える」や、「自分とそっくりの仏さまと会える」ということで人気のスポットです。
国宝の仏像が圧巻の数でお出迎えしてくれる、京都府の「三十三間堂」の魅力や見どころをご紹介いたします。

三十三間堂について知ろう!


三十三間堂(さんじゅうさんげんどう)の正式名称は、「蓮華王院本堂(れんげおういんほんどう)」と言います。
天台宗妙法院の敷地外にある仏堂です。

元は、後白河上皇が自分の離宮に建てた仏堂で、三十三間堂の由来である、33本の柱が特徴的です。
仏堂内には、国宝や重要文化財になっている仏像が多数あります。 


三十三間堂のおすすめの季節


三十三間堂にある仏像もおすすめですが、「通し矢」といわれる弓術でも有名です。
その弓術の全国大会は、毎年1月15日に近い日曜日に行われます。

弓道をたしなむ新成人の女性で、初段以上を有している方が参加することができます。

本堂西側に設置された特設会場ができますので、伝統の「通し矢」と三十三間堂の仏像の両方を楽しんでみませんか?

三十三間堂のおすすめ撮影スポット


三十三間堂でのおすすめの撮影スポットは、やはり、三十三間堂にある1001体の「千手観音像」です。

ずらりと並んだ圧巻の千手観音像を写真に収めてみませんか?

自分や、会いたい人に似ている「千手観音像」が見つかると言われています。

お友達や家族、カップルと一緒にあれこれ見比べて、お気に入りの像を写真に収めてみてください♡

三十三間堂周辺のおすすめグルメ


三十三間堂周辺のおすすめグルメをご紹介いたします。
周辺にはいろいろなレストランがありますが、中でもおすすめなのが「わらじや」です。

「わらじや」さんは1624年創業の老舗で、「うぞうすい」を提供している飲食店です。
うぞすいとは、「うなぎ」の雑炊のことです。

お料理は、コースで出てきます。
つきだしから鰻と麩と九条葱の「う鍋」、そして「うぞうすい」と続きます。
約390年続くうぞうすいを、一度味わってみませんか?

『わらじや』
場所:京都府京都市東山区七条通本町東入ル西之門町555
TEL:075-561-1290
営業時間:[月~金] 11:30~14:00 16:00~20:00(L.O.19:00)/[土・日・祝] 11:30~20:00(L.O.19:00)
定休日:火曜日

『わらじや』



三十三間堂周辺のおすすめスイーツ


三十三間堂周辺のおすすめスイーツをご紹介いたします。
おすすめのお店は「七條甘春堂 且坐喫茶(かんしゅうどう しゃざきっさ)」といいます。

且坐喫茶とは、禅宗の教え端を発し、お茶の世界で用いられる「且く坐して茶を喫せよ」という教えです。
「七條甘春堂 且坐喫茶」では、その教えに基づき、京菓子そを懐石料理のような和菓子膳で楽しむことができます♡

京都のおもてなしの心が詰まった、和菓子懐石を味わってみませんか?

『七條甘春堂 且坐喫茶』
場所:京都府京都市東山区七条通本町東入西之門町551
TEL: 075-541-3771
営業時間:10:00~18:00(L.O17:30)
定休日:無休(1月1日


『七條甘春堂 且坐喫茶』



三十三間堂へのアクセス方法


三十三間堂へのアクセス方法をご紹介いたします。

【公共交通機関を利用】
京都駅のバスターミナルより、市バス「100・206・208系統」バスに乗車→バス停「博物館三十三間堂前」で下車後すぐ。乗車時間は、約10分程度です。
京都駅より、「京阪七条駅」にて下車後、徒歩7分です。

『蓮華王院三十三間堂』
場所:京都市東山区三十三間堂廻町657
TEL:075-561-0467
開門時間:8時~17時(11月16日~3月は9時~16時)
休業日:なし
拝観料:一般600円/高校中学400円/子供300円

『蓮華王院三十三間堂』



三十三間堂周辺のおすすめお宿


三十三間堂やその周辺の観光におすすめなお宿が、『ハイアットリージェンシー京都』です。
和の伝統美を意識したつくりになっており、コンテンポラリージャパニーズなホテルとなっています。

また、和を感じさせる客室は、たたみの部屋や木製の浴槽のお風呂のある部屋など、それぞれ特徴があります。

京阪七条駅から数分の距離にあり、観光の拠点にするといいですね♪

『ハイアットリージェンシー京都』
場所:京都府京都市東山区三十三間堂廻り644番地2
TEL:075-541-1234
チェックイン/チェックアウト:14:00~24:00/12:00


『ハイアットリージェンシー京都』



三十三間堂と併せて訪れたいスポット


三十三間堂と併せて訪れたいスポットが『養源院』です。

養源院は豊臣秀吉の命によって自害させられた、浅井長政の供養のために、その娘である淀殿が建立したお寺です。

養源院は、ほかにも伏見城の中の御殿から移築された血天井や、俵谷宗達の無名だった頃の幻想的な絵などが観られます。

見どころがたくさんある養源院へも訪れてみませんか?

『養源院』
場所:京都市東山区三十三間堂廻り町656
TEL:075-561-3887
拝観時間:9:00~16:00
拝観料:500円

『養源院』



おわりに


「三十三間堂」は、古来から日本人の心のよりどころでした。
これは、1001体の仏像の中に自分の会いたい人の顔に似ているといわれにも関係あるかもしれません。
最近では外国人観光客からも、人気を集めています。
京都を訪れた際には、三十三間堂にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか♡




情報提供元: 旅色プラス