はじめに

台湾中部の内陸県・南投。重なり合う山脈、台湾では珍しい雪景色が見られる合歓山、台湾最大の湖・日月譚、可愛い羊たちと触れ合える清境農場など、豊かな自然が魅力です。なかでも山間部の市街地は、一年のうち300日は晴天とあって、安心して旅の計画を立てられる点でも人気。南投市の中心にある「EG Hotel」は、自然を楽しむ旅の気分に寄り添うホテル。オープンから5年。リピーターの多さが、その快適さを物語っています。

樹齢100年の杉が主役。節が生み出す模様がアーティスティック!

樹齢百年のラオスの杉が結ぶ縁。「EG Hotel」は、木材の質感を前面に出した内外装が特徴の人気ホテルです。エントランスには、大きな木の柱、そこに絡まる植物。頭上には色とりどりのブレートが飾られ、木の扉を開けた先のレセプションには、模様のように存在感ある大きな節が特徴的な木材を使った壁。フロントのデスクや椅子、床材に至るまで、それぞれ質感の違う木製を使い、落ち着きのある空間を作り出しています。はるばるラオスからやってきた杉の木を出発点に、謙虚に自然を求める“Ever Green”を体現する「EG Hotel」が誕生しました。ゲストとのご縁を大切に、思い思いの滞在をサポートするホテルとして、この5年、多くのゲストを迎えてきました。

ウッディな内装に癒されるひととき。唯一無二の宿泊体験を。

「EG Hotel」は、8棟からなり、客室数は全48。5階建ての低層棟で、2階部分にクアッドルーム、3、4階にはバルコニーつきのダブルを擁しています。すべての設計は、楊知名氏と吳定唯氏によるもので、客室は、ナチュラルで温もりのあるスタイルに。塗装や研磨ではなく、木目や色紙を使うことで、スタイリッシュな雰囲気にまとめているのが特徴です。

旅先でもお気に入りの楽曲を。高音質で楽しめます。

アロマオイルが香る客室には、チーク材のテーブル&チェア、Bluetoothのサラウンド音響システム、特製メイクミラーなど、目を引く設えが多数。

予算が許すなら、バスタブつきの部屋を指定して。

浴室はシャワーブース仕様の部屋と、バルコニーに面したバスタブつきの部屋の2タイプ。また、ベビーベッドの貸し出しもあり、ファミリーでの滞在も安心です。

快適さの秘密は、プロによる徹底した清掃。心地よい香りも高得点!

館内がとても明るく、清潔で整頓されているのが「EG Hotel」最大の特徴です。それもそのはず。ハウスキーピングとクリーニングを特に重視していて、それぞれ専門のスタッフを配して清潔さをキープ。床掃除にあたっては、台湾では珍しく膝をついて磨く人もいるほど。

クリーニングのチェックが終わった後は、除臭機をかけ、アロマオイルの香りで室内を満たします。使用するオイルは、レモングラス、ベルガモット、少量のスギエッセンスを加えた、ホテルオリジナルのブレンド。こうして40〜50分かけて、ゲストを迎える空間を整えています。

また、どんな小さなリクエストにも応えてくれる姿勢も、リピーターが続出する理由。フレンドリーなサービスと細やかな気遣いは、家に帰ってホッとするような感覚を与えてくれることでしょう。

台湾一周などの長旅や長期滞在に不可欠。ランドリールームが大充実!

館内設備で特筆すべきは、コイン式のドラム洗濯機と乾燥機がズラリと並ぶランドリールームの存在。旅行前にこの情報をつかんでいれば、着替えを減らせて荷物の軽量化が可能に。アイロンの貸し出しがあるのも大助かりです。

また、「EG Hotel」では、隠れ家的名店を発掘することも旅の醍醐味であり、それが地元経済の活性化にもつながると考え、朝食の提供はしていません。肉まん、ちまき、かき氷など、要チェックのお店はたくさんあるそう。朝の散歩かたがた、ローカルに混じっての美食探索をぜひ。

自家用車で訪れるゲストは、無料駐車場を利用できるほか、レンタバイクサービスを安価で提供。こちらはヘルメットのインナー、マスク、レインコートが各2人分ついていて、とてもお得です。

おわりに

快適で雰囲気ある休息空間に加え、立地の良さも「EG Hotel」が熱く支持されるポイント。バスターミナルからは徒歩約2分。南投市の観光スポットへのアクセスは抜群です。例えば、イギリスの田園都市を手本とした古い街並み「中興新村」、“南投のリトルホワイトハウス”と呼ばれるリノベーション建築「南投税務出張所」、県定の古蹟・藍田書院への散策、夜には魅力的な星空が楽しめます。また、南投工業区は車で約10分とあって、ビジネスで訪れるゲストにも好評です。
南投市から足を延ばせば、レイクリゾートの日月譚、溪頭の自然教育園区や妖怪村、観光農場の清境農場、紙パイプで作られた教会「紙教堂」や紹興酒の観光工場がある埔里鎮、日本時代の古い駅舎のある集集鎮などなど、見どころは満載。見て、食べて、飲んで、遊んで…南投の自然と文化と人情を存分に味わうことができるでしょう。次の訪台時は「EG Hotel」を拠点に、南投の魅力をじっくり堪能する旅の計画を立ててみては?

◆EG Hotel
住所:南投市大同街1巷12弄10號
電話:+886-49-2201-717、+886-979-618-748
情報提供元: 旅色プラス