はじめに


有楽町にある東京国際フォーラムの地下に、癒しの美術館があることを知っていますか?
相田みつを美術館は、書家で詩人の相田みつを氏の作品を展示する美術館。
ことばの持つ力や、肉筆の書の力を感じることができるスポットなんです。
相田みつを氏の書と、ことばに癒される美術館巡りの魅力をご紹介します。

「ことば」に癒されて……♡相田みつを美術館の魅力①相田みつをとは?


「相田みつを」と聞くと、詩集『にんげんだもの』を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?

相田みつを氏は、戦前・戦後の日本で青春時代を過ごし、のちに書家としての道を歩み始めます。
そして、人間臭さと、わかりやすいことばを用いた、独自の詩のスタイルを確立しました。

書の文字も独特で、わざと汚く書きつけたような、味わいのある書体に惹きつけられるファンも多いんです♡

そんな相田みつを氏の肉筆の書を鑑賞することができる美術館「相田みつを美術館」が、東京国際フォーラムの地下にあるんです。

「ことば」に癒されて……♡相田みつを美術館の魅力②リピーター続出の美術館


「相田みつを美術館」は、1996年に東京・銀座に開館。
その後、2003年に、現在の東京国際フォーラム地下に移転しています。

開館10周年の2009年には、累計380万人の来場者を迎え、個人の名前の付いた美術館としては、日本一と言ってもよいほどの人気ぶりです。

来場者は美術館への滞在時間が長く、またリピーターも多いのが特徴。

確かに、相田みつを氏から送られた詩と書を見ていると、ゆっくりと時間をかけてことばを味わいたいですし、またその感動を再度体感したいなと思いますよね。

「ことば」に癒されて……♡相田みつを美術館の魅力③肉筆の書が見られる


相田みつを氏の詩の特徴は、難解なことばが使われておらず、こどもにもすんなりと理解できるところにあるかもしれません。

相田みつを氏のことばは、すんなりと私たちの心に届き、そのたびにハッと気づくことや、反省することがあります。

そんな相田みつを氏の詩は、詩集が何冊も出されているので、手軽に読むことができますが、相田みつを美術館では、もちろん手書きの肉筆の書が観覧できるんです!

書の勢いも一緒に体感できる点が、この美術館の最大の魅力であるのではないでしょうか?♡

@nashino_hanaが投稿した写真 -

「ことば」に癒されて……♡相田みつを美術館の魅力④観覧後はカフェでのんびり


「相田みつを美術館」では、観覧後の時間も大切にしてもらいたいという気持ちから、カフェが併設されています。

美術館に行って、その余韻に浸る時間というのはなんとも贅沢なものですよね♡
相田みつを氏のことばを反芻しながら、美味しいコーヒーを一杯飲むのも、優雅です。

カフェでは、ドリンクメニューのほかに、オリジナルフォーチュンクッキーも販売されているので、お土産に購入してみてはいかがでしょうか?

◆相田みつを美術館
住所:東京都千代田区丸の内3-5-1 東京国際フォーラム地下1階
電話番号:03-6212-3200
開館時間:10:00~17:30(入館は17:00まで)
休館日:月曜日
料金:一般・大学生800円、中・高校生500円、小学生200円(未就学児は無料)、70歳以上の方500円
※ミュージアムショップのみの利用は、入場料は不要です。

相田みつを美術館 公式HP



おわりに


いかがでしたか?東京国際フォーラムの地下にある、「相田みつを美術館」をご紹介しました。
相田みつを氏の書と詩は、 いつの時代も人間の本質を突き、ハッするものがあります。
書を見て元気をもらったり、涙を流したり……と、心豊かな時間を過ごせますよ。
最近疲れたな……何か後押しがほしいな……というときに立ち寄りたい、都内の癒し美術館です♡
情報提供元: 旅色プラス