はじめに


ハワイを代表する観光スポットは、「ワイキキ」ですよね♪
みなさんが「ハワイ」と聞いて思い浮かべるビーチもおそらく、ワイキキなのではないでしょうか。
でも実は、ワイキキの魅力はビーチだけではないんです。
今回は、そんなアメリカ・ワイキキの魅力や見どころをご紹介します。

絶景!アメリカ「ワイキキ」の魅力▶︎そもそも、ワイキキとはどんなところ?


ワイキキは、オワフ島の地名です。

簡単に言うと、オワフ島のホノルルの中にある1つの街が「ワイキキ」なんです。

ワイキキの西側と北側は運河に挟まれており、東側はダイヤモンドヘッドのふもとにあるカイマナ・ビーチ、南側はママラ湾に面したワイキキ・ビーチを代表とするビーチエリアがありますよ。

絶景!アメリカ「ワイキキ」の魅力▶︎ワイキキの歴史


ワイキキは、19世紀までは湿地帯であり、ハワイ王朝の王族が利用していた保養地でした。

ハワイ語でワイキキとは「水が沸くところ」、という意味なんだそうです。

しかし、1848年に土地の所有権を定めるマヘレ法が施工されると、それまで土地所有の概念がなかったために、格安で土地を買われてしまいます。
ハワイの人からハオレ(白人)所有の土地へと、瞬く間に変わってしまったのでした。

1898年に、ハワイはアメリカの自治領となり、アメリカ本土の観光客向けのホテルが建設されていきます。

ちなみに、この当時はビーチがなかった「ワイキキ」。
オアフ島北部のノースショアやカルフォルニア州のマンハッタンビーチから白砂を運び、人工的な砂浜がつくられたことによって、現在のような姿になったのです。

そのため今なお、人工ビーチであるワイキキビーチは砂の補給が行われているんですよ。

絶景!アメリカ「ワイキキ」の魅力▶︎ワイキキの伝説のサーファー


ワイキキビーチの真ん中にある銅像の人物がどなたか、知っていますか?
「近代サーフィンの父」と呼ばれた、デューク・パオア・カハナモクなんです。

幼い頃から水泳やサーフィン、カヌーなどに親しんでおり「ウォーターマン」と呼ばれるほどでした。

1911年、デュークさんは21歳のときに、ホノルルの港で行われたアマチュア水泳大会に出場。100ヤード自由形で世界記録を更新し、さらに220ヤードでも世界記録を破り、50ヤードでは世界タイ記録という驚異的な結果を出したのです!

そして、翌年の1912年のストックホルム五輪で金メダルを獲得、それから1920年のアントワープ五輪でも金メダル、1924年のパリ五輪で金メダルを獲得し、引退。

デュークさんはその後、サーフィンの復興に力を入れます。
それまでキリスト教の宣教師に迫害されていたサーフィンを、アメリカ社会に流行させることに成功します。
そして、サーフィンがスポーツとして再評価され、プロ・スポーツとなるきっかけを作った人物として貢献したのです。

絶景!アメリカ「ワイキキ」の魅力▶︎ワイキキの見どころ


ワイキキの見どころは、ワイキキビーチだけではありません。
アラモナショッピングセンターなどの大型商業施設もありますが、今回ご紹介するのは、「ワイキキ水族館」です。

実は、アメリカで3番目に古いという、歴史ある水族館。
館内には、ハワイだけにしか生息していない生物や、ハワイアン・モンク・アザラシなどの珍しい海洋生物を見ることができますよ♪

綺麗な熱帯魚に囲まれて、ゆったりとした時間を過ごしませんか?

絶景!アメリカ「ワイキキ」の魅力▶︎グルメスポット集結!KCCファーマーズマーケット


毎週土曜日に開催される「KCCファーマーズマーケット」。
新鮮な野菜やフルーツ、軽食やドリンクなど、様々な食品系のお店が並ぶ朝市です。

こちらは、観光客はもちろん、地元に住むセレブたちも利用しているんですよ。

一時期話題となったアサイボウルや、トロピカルフルーツで作られたジャムなども売られており、朝ごはんがてら、ぶらりとマーケットを巡ってみませんか?

土曜日の午前中だけしか行っていないので、日程に組み込めない方もいますよね。
その場合は、平日の夕方に、ほぼ毎日開催されている小規模なファーマーズマーケットへ訪れててみましょう!

◆KCCファーマーズマーケット
場所:Kapiolani Community College, 4303 Diamond Head Road.
開催時間:毎週土曜日7:30〜11:00

KCCファーマーズマーケット



絶景!アメリカ「ワイキキ」の魅力▶︎ワイキキへ訪れる際の注意事項


ハワイといえば、観光地のイメージがあるため、治安が悪いといった意識はないですよね。

でも実は、比較的犯罪発生率が高いので注意が必要です。
夜の外出は大通りのみにし、21時を過ぎたら極力出歩かないようにしましょうね。

また、高級店の紙袋を持って歩くのは、ひったくり犯に目を付けられやすいので避けましょう。

暗くなってから、露出度の高い服装で路地を歩くのも危険ですよ。

絶景!アメリカ「ワイキキ」の魅力▶︎ワイキキへのアクセス方法


ワイキキのあるオワフ島へは、ホノルル国際空港を利用します。
成田空港・羽田空港・名古屋空港・関西空港・福岡空港から、直行便が出ていますよ。

ホノルル空港に到着したら、ワイキキまではタクシーもしくはバスを利用します。

タクシーの場合は、空港の到着ロビーを出れば、すぐに乗車できます。
ワイキキまでは約20~30分ほどで、乗車料金と併せてチップが必要になるので念頭に置いておきましょう。
ちなみに、タクシーの中では定額料金制のチャーリーズタクシーが人気なので、チャーターしてみてはいかがでしょうか?

空港からは、ワイキキのホテルやコンドミニアムを巡回する、乗り合いのエアポート・シャトルバスも利用できますよ。
料金はタクシーに比べて安いのが特徴。しかし乗り合いとなるため、一緒に乗った人数によって到着時間が変動するので、注意が必要です。

また、シャトルバスの中には「ロバーツハワイ エクスプレスシャトル」のように、予約が必要なものもあります。さらに、バスも運転手へ1ドルほどのチップが必要となりますよ。

絶景!アメリカ「ワイキキ」の魅力▶︎ワイキキと併せて訪れたいスポット


ワイキキに訪れたら、ちょっと足を伸ばして「ダイヤモンドヘッド」へ訪れてみませんか?

ダイヤモンドヘッドとは、火山の噴火によって噴出した、火山砕屑物が火口の周辺に降り積もったことで形成された丘です。

ダイヤモンドヘッドからは、綺麗なハワイの海やワイキキの街並みを一望することができますよ。
往復約1時間から2時間程度なので、ワイキキの絶景を楽しみたい方におすすめです♪

ちなみに、ダイヤモンドヘッドとは、19世紀に山に登った水夫たちが、火口付近の方解石(ほうかいせき)の結晶をダイヤモンドと間違えたことからその名前が付いたのだとか。

ハワイの先住民の方は“レアヒ”という、マグロの額という意味の名前で呼んでいるようですよ。

おわりに


アメリカの絶景「ワイキキ」の見どころや魅力についてご紹介しました。
日本でも人気の観光地ワイキキは、ビーチでのマリンアクティビティはもちろんのこと、観光やグルメ、ショッピングなどいろいろな楽しみ方のできるスポットです。
ぜひ、長い休みができたら、南の島で素敵な時間を過ごしてみませんか?♡




情報提供元: 旅色プラス