はじめに


北海道の知床エリアにある「羅臼湖」。
あまりにも有名なのでご存知の方も多いかと思います。
そのため、今回は羅臼湖の楽しみ方を少し違った視点でご紹介します。

北海道にある「羅臼湖」の成り立ちと気を付けるべきこと


羅臼湖は、今から約3,000年前の天頂山の噴火によって、知西別川がせき止められてできた湖で、周囲は約6km、最大水深は4mと、比較的規模の大きな湖となっています。

羅臼湖はかつて未踏の地で、様々な団体が入ろうと試みましたが失敗してきました。
それだけ自然が厳しい土地だったということですね。

「北海道最後の秘境」といわれるほど、その土地は神秘に包まれていると言えます。
もし湖に近づくときは、ヒグマなどの生き物に注意しましょう。

また、北海道民も羅臼湖のありのままの姿が続いていくことを願っているため、自然を壊さないように配慮してくださいね。

羅臼湖は北海道一の絶景?


羅臼湖には様々な見どころがあるので、1つずつご紹介します。

まず、羅臼湖から見ることのできる羅臼岳の山頂。
山が湖に移る景色も、何とも言えず神秘的です。

そして羅臼湖が滝となって知西別川に落ちていくその姿も、壮大な自然を感じるには最適でしょう。
羅臼湖に降りていくと遊歩道があり、湖の周りを散歩することができます。
ここでも様々な生態系に触れることができるのでおすすめですよ。

羅臼湖トレッキングに挑戦してみよう!


知床横断道路にある羅臼湖入り口から羅臼湖遊歩道を使えば、往復約3時間半かかりますが、トレッキングを楽しむことができます。

かつて前人未踏の地だった名残でまだ人の手があまり加えられていないこともあり、入り口からハイマツの樹海が広がる別天地となっています。

その他珍しい高山植物もたくさんあるので、見どころも満載です。

ゆっくり歩きながら、周りの環境と空気を実際に肌で感じてみてはいかがでしょうか?

羅臼湖へはバスがおすすめ!


最後に、羅臼湖へのアクセス方法をご紹介します。

実は羅臼湖には駐車場がありません。

その代わり、羅臼湖近くの「知床峠」の駐車場からバスが出ています。
この駐車場に車を停め、「羅臼湖入り口」のバス停まで約3kmです。

バスを逃してしまった場合は徒歩50分ほどかかります。
もし夜遅い時間帯でバスを逃してしまった場合などは、タクシーを呼ぶようにすると良いでしょう。

羅臼湖



おわりに


いかがでしたか?
皆さんも1度は耳にしたことのある羅臼湖ですが、実はトレッキングが有名だったのです。
環境に配慮しながら楽しみましょう。
情報提供元: 旅色プラス