はじめに


この夏の旅行は存分に楽しみましたか?連休も明けて、すっかり乗り遅れた……という方に向けて、今からでも間に合う鹿児島の夏旅スポットをご紹介します。

海の上を歩くように渡る縁結びスポット「知林ヶ島」


「知林ヶ島」は、錦江湾に浮かぶ小さな無人島。3月から10月の間の大潮、中潮の干潮時にだけ砂州が現れ、岸からまるで海を歩くように島へと渡る、不思議な体験をすることができます。この砂州は「いぶすき砂の道 ちりりんロード」の愛称で呼ばれていて、島と岸を結ぶことから縁結びのスポットとしても注目されています。

渡った先は周囲約3キロの無人島ですが、遊歩道や展望台が整備されているので、快適に島散策ができます。その一方で、手付かずの自然も多く残されているので、潮風を感じる夏旅にぴったりの景勝地です。

◆知林ヶ島
住所:鹿児島県指宿市西方
電話番号:0993-22-2111
営業時間:3~10月の大潮や中潮の干潮時


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薩摩半島最南端の“富士”「開聞岳」


薩摩半島の最南端に位置する標高924メートルの「開聞岳」は、美しい円錐形の姿から「薩摩富士」の異名を誇ります。海側から望む景色は、湖のそばに立つ富士山にも引けをとらない美しさ。「日本百名山」のひとつにも数えられ、登頂まではおよそ4時間から6時間かかりますが、登山道はゆるやかなので、初心者にもおすすめです。
亜熱帯植物の緑に囲まれ、天然記念物のトカラ馬を見ることができる開聞山麓自然公園には、ログハウスやキャンプ場等の宿泊施設も充実しているので、夏のレジャーを満喫できますよ。

◆開聞岳
住所:鹿児島県指宿市開聞十町
電話番号:0993-32-5566


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明治の風情漂う「薩摩酒造 明治蔵」の蔵見学


鹿児島県のお酒と言えば、芋焼酎ですよね。そんな鹿児島特産の芋焼酎の製造過程の仕込みや、焼酎造りの道具などを間近に見ることができるのが「薩摩酒造 明治蔵」の蔵見学です。明治末期の風情と、匠ならではの技を体感しましょう。

オリジナル焼酎の試飲コーナーがあるほか、敷地内には芋焼酎と芋ビール、地元野菜を使ったフレンチを味わえるビアレストラン「花渡川ビアハウス」も併設されているので、食事もかねてたっぷり楽しむことができますよ。

◆薩摩酒造 明治蔵(見学)
住所:鹿児島県枕崎市立神本町26
電話番号:0993-72-7515
営業時間:9:00~16:00(閉館)
定休日:5月第3金曜、変更の場合あり
12月31日~翌1月1日休
料金:無料

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おわりに


夏の鹿児島県には、美しい自然に珍しい島、そして特産品の芋焼酎が待っています。まだまだ熱さが続く夏の旅行に、ぜひ爽やかな風香る鹿児島を訪れてみてください。



情報提供元: 旅色プラス