訪日外国人客の代名詞「爆買い」。せっかく日本でお金を落としてくれるゲストに、「爆」という表現はいかがなものかという声もあるが、それはさておき、ここにきて消費動向に変化がみられてきた。「買い物から体験へ」という目的の変化だ。



以前から、訪日外国人客に人気の体験型ツアー。それも歴史ある日本の文化・温泉となれば別格。東京からも近い人気温泉地「箱根」で、文化財指定老舗旅館が手を組みツアーが催される。





集合は箱根登山電車湯本駅の隣駅である塔ノ沢駅。NPO法人小田原ガイド協会スタッフのナビゲートでスタート。まずは塔ノ沢駅のホームからアクセスできる深澤銭洗弁天でお参り。その後階段と坂を下り、1630年創業国登録有形文化財の『一の湯本館』を見学。



ランチは一の湯本館で『鯛ごはん懐石瓔珞』のお弁当を。鯛ごはん懐石瓔珞は、フランスの三ツ星レストラン「ポール・ボキューズ」のオーナーシェフも来店した箱根の名店。京都「瓢亭」仕込みの味と鯛ごはんのコラボレーションで名高い人気店だ。



午後は、ガイドの計らいで食後の運動も兼ね、温泉の神様としてもお祀りされている熊野神社へ。



その後は、多くの文人墨客が逗留したことでも知られる国登録有形文化財の『福住楼』を見学。



奥行きの深さと歴史が息づく理由ある設えに触れ驚く。




福住楼から更に湯本方面へ歩き、重要文化財である函嶺洞門を見学。更に千歳橋、旭橋まで歩き解散という、温泉旅館と歴史にどっぷり浸かるツアーだ。もちろん、歴史や旅館に興味のある日本人にも楽しい時間となること請け合いだ。



本ツアーは、一の湯の【塔ノ沢歴史探訪 文化財指定老舗旅館めぐり1泊3食付プラン】として2月17日~4月22日の指定日で提供される。

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情報提供元: Hotelers