大阪・心斎橋のアメリカ村にある「Osaka Hana Hostel」1階に、泊まらなくても通える「はな酒バー」がプレオープンした。グランドオープンは、6月1日を予定している。
運営は、有限会社ジェイホッパーズ。 同社は、日本のゲストハウス&ホステル3大大手の一角で、西日本を中心に「国際交流ゲストハウス・ジェイホッパーズ」とその上級ブランドである「ハイブリッド・イン花宿(英語名:Hana Hostel」)」等で9軒の宿泊施設を展開し、その他にもシェアハウスやツアー事業も手掛ける。
「Osaka Hana Hostel」は、2階部分以上の上階で営業しているが、1階路面店舗の一部が空いたため、好機と捉えバー事業に参入。元々ホステルでは、宿泊者の外国人向けに日本酒の説明や利き酒の会がたびたび催され、参加者から好評を得ていた。
社長の飯田章仁氏とホステルマネージャーは無類の日本酒愛好家だったため、直ぐにバーをやるなら日本酒バーでやろうと方針が一致した。
現在プレオープキャンペーンとして、"Buy one Get one"や"Buy one Get おばんざいFree"を開催中。これは好評なのでグランドオープン後も6月中頃まで続ける予定。1番出ているのは3種飲み比べセットで大人気だそうだ。支払いは現金のキャッシュオンを基本としている。
社長の飯田章仁氏にお話を伺いました。
ー「はな酒バー」のオープンおめでとうございます。店舗は社長自らかなりのこだわりで改装されたとか?
飯田章仁社長(以下敬称略)「いえいえ、初めての飲食業への参入ですし、始めは簡単な内装でオープンする予定だったんです。ところがいざ改装が始まると、縁あってお願いした設計士さんがやたら気合はいっていて。」
ーなるほど。笑
飯田「結局は、ほぼスケルトン状態にしてやり直す改装プランを持ってきたんです。まあ今のところ宿で新規の目処は立ってないし、多少お金使ってもいいかなという事になり、設計士さんの熱意に引っ張られる形で大層なものになってしまいました。(笑)」
ーホステルやゲストハウスがバーを併設するのは今や一般化していますが、″日本酒バー&おばんざい″という打出しは珍しいのでは?
飯田「ホステルが経営する本格的な日本酒バーというのは、僕の知る限りで京都のJAMホステルさんの1階のバーだけだと思います。」
ーやはり訴求する対象は、宿泊客や訪日外国人ですか?
飯田「ウチの日本酒バーが、正直どんな雰囲気を持っていくのか?どんなお客様の層が中心になるのか今のところ全くわかりません。日本酒好きの日本人、日本酒好きの外国人、単に酒豪な旅人、酒には特に興味ないけど国際交流したい日本人、、、うまく交わってくれればいいですが、時には避け合う可能性も否定はできませんので。その辺は様子見つつ営業していきたいと思います。」
ーあ、そういえばこの程、新たに肩書が増えたそうですね?
飯田「はい、有限会社ジェイホッパーズ代表 兼 はな酒バーウエイターの飯田章仁で宜しくお願いします。」
ープレオープンしたばかりでお忙しいところをありがとうございました。
住所は大阪市中央区西心斎橋1-8-4で、地下鉄御堂筋線の心斎橋駅7番出口から徒歩2分、または地下鉄四つ橋線の四ツ橋駅5番出口から徒歩2分と至便。
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情報提供元: Guesthouse Today