高雄ライトレールの旅
編集:Funliday-otona taiwan
高雄といえば地上を走るライトレールが走行しているのもこの街の特徴です。
ぐるっと高雄の端を走行するので、MTRと合わせて利用すれば旅の行動範囲も広がります。
綺麗でどこか未来的。港付近やローカルな街並みなど、車窓からの景色も楽しめます。
ICカードも使用しますが、タッチするのは乗車時のみ。ドアは自動で開かないので、自分でボタンを押して開きます。
今回はベイエリアの哈瑪星駅(ハマシン)で乗車し、高雄美術館まで。周辺グルメも合わせて楽しみます。
哈瑪星駅 | 5分
ライトレールの哈瑪星駅はMRT西子湾駅と繋がっているので、乗換にも利用しやすい駅。
日本統治時代の建物なども多く残るエリアで港町の風情も楽しめます。
ライトレールの停留所の前は哈瑪星鉄道文化園区になっていて、広々とした空間に鉄道やアート作品などが展示されています。
美術館駅 | 15分
ライトレールで美術館を目指していたのですが、ここでトラップが。
「台鉄美術館站」に到着し、美術館という文字を見て、ここかなと下車してしまったのですが、ここは台鉄の「美術館車站」という駅で目的地の美術館前ではありませんでした。
間違う人が多いようで、降りてすぐに駅員さんに「どこ行くの?」と聞かれ、美術館と答えるとここじゃないよと。
次の発車は15分後とのことでそのままここで待ちます。時間をロスしてしまいました。
軽軌台鉄美術館站 | 1時間
美術館の最寄りのライトレール駅はこの「軽軌台鉄美術館站」。
最近開通になったばかりの新しい駅です。
停留所のデザインもとても近代的。このあたりもアートに力を入れている高雄らしさを感じます。
同意早安Breakfast(早餐店) | 1時間
美術館に行く前に朝食を食べていなかったので、Googleマップで見つけた朝食店へ。
周辺は高層マンションやお洒落カフェなどが立ちならぶセレブな雰囲気ですが、ほっとする感じのお店です。
近くで食べていた台湾人ご夫婦のおじさんが「ここのハンバーガーは安くてボリュームたっぷりで美味しいよ!」と絶賛してくれたのですが、お腹いっぱいになりすぎてしまう気がしたので、ダンピンと紅茶豆乳を。
でもいまだにハンバーガーも気になっています(笑)。
高雄軽軌龍猫隧道 | 1時間
美術館周辺のライトレールの走行ルートは木々に囲まれ森の中のような雰囲気。
そうしたことから「トトロのトンネル」と呼ばれ、台湾ではいまちょっと話題のフォトスポットになっています。
高雄市立美術館 | 1時間
2022.10.22 - 2023.02.19までの期間は日本人デザイナー皆川明さんの「minä perhonen/皆川明 つづく」が開催されています。
行きたいと思いつつ、日本で行きそびれてしまったのでまさか高雄で見られるとは!ということで行ってきました。
平日は人も少なくゆったり鑑賞出来ました。
入場料は280元。グッズなどの販売もあります。
A++ 大腸面線 金牌肉燥飯 | 1時間
ランチもGoogleマップで見つけたお店で。
南部ではルーロー飯を肉燥飯 (ロウザオファン)と呼んでいるのですが肉燥飯にレバーがのっかっているのが美味しそうだったので行ってみることに。
肉燥飯と看板メニューの麺線、そして地瓜葉(さつまもの葉)をオーダー。
お店のおばさんはクール系ですが、新しいマンションの1階に入っているお店ということもあり、お店も綺麗で、メニューもオーダーシート方式なのでこの辺りで台湾ごはんを食べたいときにはいいんじゃないかなと思います。
美味しかったです。
軽軌台鉄美術館站 | 1時間
ライトレール駅からもと来たルートを戻ります。
駅周辺は高層マンションをどんどん建築していて、これから先景色が変わっていきそうな場所だなと感じました。
哈瑪星駅 | 5分
ライトレール哈瑪星駅へ到着。
せっかくなので気になっていたカフェへ行ってみます。
新浜·駅前 | 1時間
新浜·駅前は日本統治時代に三和銀行だった建物をリノベーションしてカフェとして営業しています。
レトロだけれどラグジュアリー感のある店内で、やはり台湾人にも人気。
平日でしたが店内はほぼ満席でした。
コールドブリューコーヒーを注文したらフィナンシェがついてきました。ボトルがお洒落。
哈瑪星駅 | 5分
哈瑪星駅からライトレールに乗らずにベイエリアを散策します。
桟二庫 | 1時間
桟二庫は倉庫をリノベーションした複合施設。
飲食店やお土産に良さそうな雑貨などが揃います。
大港倉410│設計中島│大港橋設計食堂│楽檸漢堡│永心鳳茶│周氏蝦捲│正忠排骨 | 1時間
そのまま港沿いを進むとまた飲食店やショップが連なる倉庫群のエリアに。
どうやらここは2022年1月にオープンした新しいスポットのようです。
ちょっとしたテーマパークのような雰囲気。
Great Harbor Bridge | 1時間
この大きな橋は高雄の観光名所でもあり、アートスポットの駁二藝術特區を結びます。
かなりフォトジェニックで、最新スポットの大港倉410へも自由に行き来できる利便性。
このエリアのランドマーク的な存在となりそうです。
駁二芸術特区大義C9倉庫 | 10分
そのまま引き続きベイエリアの散策し、印象的な建築物「高雄流行音楽中心/海音館」のあるライトレールの最寄り駅「真愛碼頭駅」へ。
途中巨大なアート作品なども展示され、そういうところにもまた高雄らしさを感じます。
駁二を離れると、段々人の数も減り、でもライトアップされた建物や駅がキラキラと輝いていてとても綺麗です。
やはり高雄を訪れ時間に余裕があるのなら、このあたりの散策は港町の高雄らしさが味わえおすすめです。
高雄流行音楽中心/海音館 | 1時間
高雄のランドマークともいえる、高雄流行音楽中心/海音館へ。
夜はライトアップが綺麗です。
真愛碼頭駅 | 1時間
真愛碼頭駅周辺も遊歩道などがあるので、フォトスポットとしてもおすすめな場所です。
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