八幡平❣️岩手、秋田の秘湯めぐりの旅
編集:Funliday-OKKA
温泉の宝庫、八幡平の秘湯を巡る旅へ
#温泉 #秘湯 #東北
1 日目
藤七温泉 彩雲荘 | 2時間
今回は岩手、秋田の秘湯を中心に湯めぐりしてきました♨️
まずはこちら「藤七温泉 彩雲荘」。
標高1400mということもあり、周辺は高山植物やゴツゴツとした岩がすばらしい景色。
そんな景色の中にお宿がポツンとあり、湯けむりがお宿の横で立ち上る。理想の山の秘湯そのものです。
八幡平の手付かずの大自然の中に建つ旅館は旅館自体の風情は少ないですが、ロケーションは他に味わう事ができないほどすばらしいものがあり、宿の雰囲気はどちらかと言うと旅館と言うよりは山小屋。
彩雲荘の温泉は以下の3箇所があり、いずれも純度100%の温泉成分を満喫できる源泉かけ流しです。泉質は硫黄の匂いが立ちこめる単純硫黄泉で、特に混浴露天風呂に関してはまるで野湯のような荒々しさを感じられました。素晴らしい景色に圧巻です‼️
硫黄の成分が強いので、身体を拭いたタオルは帰った後に硫黄の匂いがとれないかも。それくらい硫黄感があります。
男女別内湯…温度はちょっと熱め。
混浴露天風呂…内湯から外へ出て向かう。湯船は5つ+女性専用1つの合計6つ。
内湯は乳白色に染まった新鮮な湯が贅沢にドバドバ注がれている豪快さがここにはあって、その効能の強さが伝わってきます。
熱めの湯が心地いいです😊
そして、彩雲荘の温泉の中でもっとも知名度が高いのがこの混浴露天風呂。彩雲荘という名前は知らなくても、この露天風呂の景観だけは知っているという人も多いはず。
混浴露天風呂には内湯からそのまま向かうことができ、扉を開けて下っていった先の山の平地に複数の湯船があります。湯船はこじんまりとした一の湯~四の湯と、比較的広めな藤八の湯、それに女性専用の湯船(写真8)を加えた計6箇所。場所によって温度が違います。
露天風呂の敷地の中には小川が流れるところもあるくらい自然のままが残されていて、そこに木の板やパイプを張り巡らせて湯船や道を形作っているのが特徴。小綺麗な温泉もいいけど、こういう風に大自然の中にダイナミックに温泉をつくった感が全面に現れている温泉もとっても良いです💞
湯船の一つ一つはほどよい大きさなので、空いているところに入りやすいのも◎❣️沢山のゆぶねがあるので、一つの湯船を独占できたりもしました。
温泉は底からプクプクと湧き出しているいわゆる足元湧出温泉で、湯面に上がってくる泡の勢いはかなりのもの。湯船に注ぐ形式と異なってほぼ音がしない中、泡が弾ける音が結構大きいです。
湯船については底はほとんどが泥になっています。
これを知らずに入ったところ、足を取られて驚きました。でもヌルヌルしていて肌触りがとてもよく、泥に温泉成分が染み込んでいて美肌効果が高そうな予感。泥は湯船から上がるときにお湯で流せばいいので問題ありません。全身が泥まみれになりながら温泉に浸かるのも楽しいです😆
ただ、泡がブクブクいっているところはとても熱く、火傷に注意です⚠️特に女性専用は熱くて、私も足を踏み入れたところ泥に足を取られて抜けずに軽い火傷状態💦
それだけはお気をつけください!
ここは泊まりだと24時間入れるので、満点の星空を眺めながらの湯浴みは素晴らしいみたい💞
ぜひ次回は泊まりたいです❣️
※泉質 PH3.4 単純硫黄温泉
※入浴料 650円
※営業時間 8:00~17:30
松川温泉 松楓荘 | 17時間
本日のお泊まりは「松楓荘」♨️
人懐こい看板猫ちゃんがいるお宿です😊
ここも素晴らしい源泉100%掛け流しの温泉が待っています。
松川温泉の中で最も古い歴史を誇る松楓荘は、美しい松川渓谷を望みながらたっぷりのお湯につかれる老舗宿です。2013年の台風で壊滅的な被害を受けたものの、内湯などを新設して再出発しました。
ひなびた民家のような外観は、秘湯感たっぷり。宿を覆う湯煙りも旅情を誘います。
さてお風呂です。
内湯は普通・ぬるめの浴槽がぞれぞれ1つずつあって、それほど大きく温度差はないように感じました。
木造りの雰囲気はとても落ち着いていて、癒されます。
洗い場は蛇口ではなく目の前に上がり湯が流れていて、そこから桶で汲んで使用する形になっています。
この内湯から混浴の露天風呂(写真5~7)へ出ることが出来ます。
いくつかお風呂があるのであまり宿泊客と被ることも無く、混浴でも独泉することができました😊
ここがいちばん大きな湯槽で開放感たっぷり‼️
とても気持ちよかったです︎💕
※泉質 PH 5.7 単純硫黄温泉
※入浴料 600円(日帰り)
※営業時間 8:00~20:00(日帰り)
松川温泉 松楓荘 | 1時間
松楓荘には、木造りの男女別内湯の他に、岩造りの男女別内湯もあります。
こちらもちょっと薄暗い感じで、夜入るにはちょうどいい雰囲気。
他の湯槽とはまた違った趣です。
あとはこの松楓荘一番の有名なお風呂。洞窟岩風呂‼️
皆さんこれが目的で来る方も多いです。
お宿から川にかかった吊り橋を渡ると小さな混浴洞窟岩風呂があります♨️
ここはその日の天候によって入れない日もあるので要確認です。(特に冬)
1階~2階の階段横にあるところにサンダルがいくつか置いてあって、ここでスリッパから履き替えて屋外へ。戸を開けるとすぐ目の前に橋があって、ここを渡っていくと洞窟岩風呂があります。
ここにスリッパが置いてあれば誰か入っているという暗黙の了解で、次の方がここで待っている感じです。
青緑がかった乳白色の湯はお肌にしっとり染み渡り、あたたまりのいい湯。極上湯でした👍💗
夕方と朝と2回入りました🥰
お料理も地のものを使った心のこもった手料理でとても美味しかったです❣️
2 日目
蒸ノ湯 | 1時間
翌日、ここも何度か訪れてますがやっぱり大好きな温泉「蒸ノ湯」(ふけのゆ、と読みます)。
広大な敷地にあちこちから立ち上がる湯けむりや、大自然の雰囲気は、昨日行った藤七温泉彩雲荘にも負けないくらい😊
あちこちに湯小屋も立っています。
女湯、男湯、混浴などあり、もちろん上質な源泉掛け流し100%の湯がドバドバと注がれています。
女湯は写真5~6。
混浴は写真7~10。
素晴らしい開放感‼️
四角い湯槽と樽風呂が3つ。この大自然を全部独り占めしたような気分になれる温泉です💞
また奥に進むと、地熱の蒸し風呂(オンドル)もあります。
ここも温泉好きには人気の場所♨️
機会があったらぜひ訪れてみて欲しいところです😊
※泉質 PH2.5 単純酸性温泉
※入浴料 600円
※営業時間 コロナのため10:00~15:00 ただし11/中~5/初冬季休業
大深温泉 | 1時間
蒸ノ湯からほど近いところに「大深温泉」があります♨️
「大深温泉」(おおぶかおんせん)は、八幡平アスピーテラインから細い道を入った先にある湯治宿で、昭和31年(1956年) に営業が開始されました。
もっとも、宿というよりも2棟のオンドル小屋があるだけで、その設備は湯治宿にもなっていません。
営業期間は、5月上旬から10月中旬までの約半年だけです。
浴槽には少し青い硫黄泉が注がれています。
横のパイプからは加水用の水が注がれていて「水を止めるな」の注意書きがあります。
たしかにこの水を止めて、源泉だけの浴槽にしてしまうと熱くて入れそうもありません。
木造の床をオーバーフローした温泉が濡らしています。
八幡平の中では、比較的に歴史の新しい温泉ですが温泉ファンを魅了していることに納得できるいい湯💞
この湯槽に浸り、水を浴び、また湯槽に入りを繰り返すと、もう気持ちよくて気持ちよくて、上がるタイミングが見つかりません😅
人があまり入っていないせいか、新鮮な湯がドバドバと溢れていてそれはそれは最高です❣️
2棟の小屋はオンドル(地熱蒸し風呂)小屋になっていて、宿泊者はここに泊まります。
たまにはこんな体験も楽しいかもしれないですよ😊
※泉質 PH5.8 単純硫黄温泉
※入浴料 500円
※営業時間 7:00~17:00
休暇村岩手網張温泉 温泉館 | 1時間
次に向かったのは「休暇村岩手網張温泉 温泉館」♨️
開湯1300年の歴史を有する網張温泉は本館(ホテル)、日帰り温泉館を中心にスキー場、夏山リフトキャンプ場を完備したオールシーズンリゾートです。自慢の温泉は、源泉温度72度、黄硫泉で源泉かけ流しです。
内湯は広い四角い湯槽で、青みがかった乳白色の素晴らしい湯💞
露天風呂もあります。
内湯よりも小ぶりな湯槽ですが、外の風がとても気持ちよくて、つい長湯してしまいそうな湯です。
地元の方にも人気の憩いの温泉です❣️
※泉質 PH 4.1 単純硫黄温泉
※入浴料 600円
※営業時間 9:00~17:00
網張温泉 ありね山荘 | 1時間
次は「ありね山荘」♨️
発見は和銅年間!千年の名湯、網張温泉。
のどかな牧場風景の中でのんびり、湯ったり、夏には牛の放牧も楽しめます。
浴室からの雫石町はもちろん遠くは盛岡市、早池峰山の絶景は一見の価値あり。
納得のおすすめ日帰り温泉です❣️
浴室に入ると硫黄の香りがプ〜ン💞
肌触りはツルツルとして、柔らかい。
のどかな牧場風景の中にあり、露天風呂に入っていたら、露天風呂と牧場の柵のところにヤギがやってきました😆
お風呂に入りながら、間近にヤギなんて、こんな体験滅多にないですよね😊
とにかく遥か彼方までの素晴らしい景色にうっとりしながら、素晴らしい湯浴みを楽しみました😊
※泉質 PH4.1 単純硫黄温泉
※入浴料 520円
※営業時間 9:00~19:00
玄武温泉 ロッヂたちばな | 1時間
この日の〆湯は「ロッジたちばな」♨️
内湯と小さな露天風呂があります。
宿の目の前を流れる葛根田川のせせらぎを聞き、ゴツゴツとした玄武岩の岩肌や美しい樹々を眺めながら、ゆったりと露天風呂に入れます。
玄武温泉の湯は、湧出時には透明ですが、空気に触れると白みがかります。
その後茶褐色に変わることから、玄武のにごり湯として親しまれてきた湯です。
角質をやわらかくし、古い角質をはがれやすくしてくれるので、昔から「美肌の湯」と呼ばれ、女性にとても人気があります。
美肌になったかな~😆
ちなみにここ、ロッジたちばなは1日1組限定でペットと泊まれるお部屋があります。
気になる方はぜひ❣️
※泉質 PH7.0 ナトリウム-炭酸水素塩化物温泉
※入浴料 600円
※営業時間 10:00~20:00
今回も秘湯巡りで、ほとんど温泉は独泉で入ることができました😊
ぜひ気になる温泉をピックアップして訪れてもらえたら嬉しいです。もちろん車で全部回るぞー💪という温泉好きの方は回ってみてください😍♨️
次回の旅ログも見ていただけたら嬉しいです❣️
see you💞
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