エンド・ツー・エンドのサービスの拡充とポートフォリオのさらなる多様化により、大きくさらに高まるレジャー旅行需要を獲得する体制を整える


2024年末までにさらに20億ドルの受取金を取得する次の拡大資産売却の確約を再確認。既存の確約は完全に完了

シカゴ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- ハイアット ホテルズ コーポレーション(NYSE: H)は本日、以前発表したアップル・レジャー・グループ(ALG)の買収を完了したと発表しました。同社は、高級リゾート運営サービス、旅行、ホスピタリティーの有力グループであり、KKRおよびKSLキャピタル・パートナーズのそれぞれの関連会社から買収されました。




ALGのAMR™コレクションのブランド・ポートフォリオが加わることで、ハイアットの世界的なリゾート施設は倍増します。AMRコレクションは、10カ国で運営されている約100軒のホテルとリゾート、および米州と欧州の24件の成約済み案件パイプラインから構成されています。これにより、ハイアットは、世界最大級の高級オールインクルーシブ・リゾートのコレクションを提供することになります。これには、アカプルコ、キュラソー、カナリア諸島、メノルカ、セントマーチンといったハイアットにとって新たな旅行先が含まれます。今回の買収により、ハイアットには新たに欧州の11市場の施設が加わり、欧州のブランド・フットプリントは60%拡大し、世界のレジャー旅行需要にとって重要な地域におけるハイアットの成長の可能性が高まります。


また、ハイアットは、高級志向の顧客層にさらに多くの選択肢と体験を提供し、以下を通してエンド・ツー・エンドのレジャー旅行体験を強化します。



  • AMR™コレクションのアンリミテッド・バケーション・クラブ(Unlimited Vacation Club®)(会員制のクラブで、会員は、AMR™コレクションに参加している施設で優待料金や他の特典が受けられます。)


  • ALGバケーションズ(ALG Vacations®)(北米最大級のパッケージ・バケーション・プロバイダー、レジャー旅行販売プラットフォームであり、米国、メキシコ、カリブでサービスを提供しています。)


  • アムスター(Amster)(デスティネーション・サービス運営の主要企業)


  • トリセプト・ソリューションズ(Trisept Solutions®)(独自のレジャー旅行テクノロジー・プラットフォーム)


ハイアットは、ロイヤルティー・プログラムのワールド オブ ハイアットとALGのアンリミテッド・バケーション・クラブが、それぞれの会員に付加価値と独自のロイヤルティー特典を提供できる方法を検討しています。ハイアットは、2022年にAMR™コレクションをワールド オブ ハイアットに統合し、会員の皆さまが100軒を超えるAMR™コレクションのホテルとリゾートでワールド オブ ハイアットのポイントを獲得し利用できるようにする予定です。


ハイアットのマーク・ホプラマジアン社長兼最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「ハイアットのALG買収は、60年以上にわたる当社の歴史の中で、ブランドを決定付ける瞬間であり、ホスピタリティーのリーダーとしての当社の遺産の上に築かれたものです。ハイアットとALGのブランド・ポートフォリオは非常に補完的であり、両社は従業員とお客さまの体験に対するケアを重視した深い取り組みを共有しています。当社は2013年に、急成長する高級オールインクルーシブ旅行の分野に初めて参入し、レジャー旅行に対する大きな高まる需要を取り込み、当社が提供する世界クラスのもてなしを幅広い新たな旅行者に広げる上で最適な立場にあります。ALGチームをハイアット・ファミリーに迎えることができ、うれしく思っています。ともに協力して、株主、オーナー、お客さま、宿泊客、会員、従業員を含むすべてのステークホルダーのために、新たなレベルの成長と価値創造を実現することを楽しみにしています。」


アップル・レジャー・グループのアレハンドロ・レイナル最高経営責任者(CEO)兼社長は、次のように述べています。「本日は、ALGの次の段階の始まりであり、ハイアットの一員となった当社は、高級旅行ブランドとサービスを通して確立した強力なロイヤルティーと評判を引き続き高めていきます。両社が協力することでより多くのことを達成できると確信しており、拡大したファミリーに今後訪れる機会を楽しみにしています。ALGのチームメンバーも、より大きなグローバル組織の一員になれたことを喜んでいます。ハイアットの専門知識が加わることで、より多くの旅行者を迎え入れ、休暇の夢を生涯の思い出に変えることで、当社の事業拡大が加速されると期待しています。」


ALGの事業は、引き続きアレハンドロ・レイナル氏と現在のALGの経営陣が統括します。ALGはハイアットの中で独立した事業部門として運営されます。レイナル氏はハイアットの経営幹部チームに加わり、ホプラマジアンCEOの下で勤務します。


2021年9月、ハイアットは2019年に発表した15億ドルの資産売却の確約を実現し、2017年に資産売却戦略を開始して以来、合計で30億ドル以上の受取金を取得しました。その合計EBITDA倍率は、17倍を超えています。ハイアットはまた、2024年末までに資産売却によりさらに20億ドルの受取金を取得するという確約を改めて確認しました。


アドバイザー


本買収に関連して、ハイアットの財務顧問はBDTアンド・カンパニーとJPモルガンが務め、法律顧問はレイサム・アンド・ワトキンスが務めました。ALGの財務顧問はPJTパートナーズが務め、法律顧問はシンプソン・サッチャー・アンド・バートレットが務めました。KKRおよびKSLキャピタル・パートナーズの財務顧問はクレディ・スイスとドイチェ・バンク・セキュリティーズが務めました。


本リリースでは便宜上、ハイアット ホテルズ コーポレーションおよび/またはその関連会社1社以上を指す言葉として「ハイアット」という語を使用しています。


ハイアット ホテルズ コーポレーションについて


シカゴに本社を置くハイアット ホテルズ コーポレーションは、20の一流ブランドを擁する世界的大手ホスピタリティー企業です。2021年6月30日現在、当社のポートフォリオには、6大陸68カ国の1000軒以上のホテルおよびオールインクルーシブ施設が含まれています。最高の状態を整えていただくためにおもてなしをするという企業理念は当社の経営判断や成長戦略に反映され、優れた従業員の確保、宿泊客との関係構築、株主のための価値創造を目的としています。当社の子会社は、パーク ハイアット、ミラバル、グランド ハイアット、アリラ、アンダーズ、アンバウンド コレクションby Hyatt、デスティネーションby Hyatt、ハイアット リージェンシー、ハイアット、ハイアット ジーヴァ、ハイアット ジラーラ、トンプソン ホテルズ、ハイアット セントリック、キャプションby Hyatt、JdV by Hyatt、ハイアット ハウス、ハイアット プレイス、トミー、アルコーブ、ハイアット レジデンス クラブのブランド名の下などで、ホテル、リゾート、ブランド レジデンス、バケーション オーナーシップ施設の運営、管理、フランチャイズ、所有、リース、開発、ライセンス、サービス提供を行っています。また、大切な会員の皆さまに魅力的な特典や特別な体験を提供するロイヤルティ プログラムのワールド オブ ハイアットを運営しています。詳細情報については、www.hyatt.comをご覧ください。


アップル・レジャー・グループについて


アップル・レジャー・グループ(ALG)は、北米の大手リゾート・ブランド運営・レジャー旅行・ホスピタリティー・グループで、独自の事業モデルで世界中の旅行者と旅行先にサービスを提供しています。ALGは、その関連会社グループを通じて、そのブランド・ポートフォリオを戦略的に活用することで、旅行者には優れた価値を、リゾート・オーナーやパートナーには強力な実績を一貫して提供しています。そのブランドには、AMリゾーツとその関連会社(AMRコレクションの名を冠するリゾートおよびホテル・ブランドに営業、マーケティング、ブランド管理サービスを協力して提供する)(シークレッツ・リゾーツ&スパス、ドリームズ・リゾーツ&スパス、ブレスレス・リゾーツ&スパス、ゾエトリー・ウェルネス&スパ・リゾーツ、アルア・ホテルズ&リゾーツ、サンスケープ・リゾーツ&スパスなど、5つ星や4つ星の受賞歴のある高級ブランド)、メキシコとカリブ向け旅行の休暇旅行パッケージとチャーター便の米国最大級の販売会社のALGバケーションズ(十分に確立されたブランドのアップル・バケーションズ、ファンジェット・バケーションズ、トラベル・インプレッションズ、CheapCaribbean.com®、ビーチバウンド、ブルー・スカイ・ツアーズ、サウスウエスト・バケーションズ、ユナイテッド・バケーションズを保有)、特別な会員制プログラムのアンリミテッド・バケーション・クラブ、アムスターDMCが提供するクラス最高の旅行先管理サービス、トリセプト・ソリューションズ(8万8000社以上の旅行代理店と大手旅行会社をつなぐ革新的な技術ソリューション提供企業)が含まれます。


アップル・レジャー・グループの利点の詳細については、www.appleleisuregroup.comをご覧ください。


将来予想に関する記述:


本プレスリリースの記述は過去の事実ではなく、1995年民事証券訴訟改革法の定義による将来予想に関する記述です。これらの記述には、当社によるアップル・レジャー・グループの買収に関する記述が含まれます。それには、本買収により実現すると予想される財務上および運営上のメリット、本買収によりもたらされる宿泊客およびオーナーの利点、将来の資産売却の金額およびタイミングならびにそうした資産売却の予想売却倍率、世界的な高級旅行の予想される成長および当社のシステム全体のレジャー客室の売上構成、統合後の会社の予想される将来のフィー、ワールド オブ ハイアット ロイヤルティ プログラムおよびアップル・レジャー・グループの会員制サービスから期待されるメリットと付加価値、当社の計画、戦略、見通し、財務業績、予測、資金調達案、展望もしくは将来の出来事が含まれ、予測困難な既知および未知のリスクが伴います。そのため当社の実際の結果、業績または成果は、これら将来予想に関する記述で表明もしくは暗示されたものとは大きく異なる可能性があります。将来予想に関する記述は、「かもしれない」、「できるだろう」、「見込む」、「意図する」、「計画する」、「模索する」、「期待する」、「考える」、「推定する」、「予測する」、「潜在的な」、「続ける」、「見通しである」、「予定である」、「するだろう」等の文言およびこれらの語句の変形もしくは類似表現、あるいはこれらの語句もしくは類似表現の否定形の使用によって識別可能な場合があります。そのような将来予想に関する記述は、当社および当社経営陣は合理的だと考えているものの、本質的に不確実な推定および想定に必然的に基づきます。現在の見通しとは大きく異なる実際の結果を引き起こす要因にはとりわけ、アップル・レジャー・グループの買収完了(関連する多額の追加負債を抱える可能性を含む)に関連するリスク、アップル・レジャー・グループの従業員および業務を当社にうまく統合する当社の能力、アップル・レジャー・グループの買収により期待されるメリットおよび相乗効果を迅速に期待される範囲内で実現する能力、COVID-19パンデミックの継続期間およびパンデミック、さらなる感染再拡大、またはCOVID-19の変異種後の回復速度、旅行需要、短期滞在およびグループ事業、ならびに消費者信頼感の水準など、COVID-19パンデミックの短期および長期的な影響、COVID-19パンデミック、さらなる感染再拡大、またはCOVID-19の変異種の影響、および政府、企業、個人がこれに対応してとる行動が、世界および地域の経済、旅行の制限または禁止、ならびに経済活動に与える影響(失業率および一般消費財・サービス支出への影響の期間および規模を含む)、COVID-19ワクチンの広範な流通と有効性および一般の人々によるそうしたワクチンの広範な受け入れ、COVID-19パンデミック、さらなる感染再拡大、またはCOVID-19の変異種の影響をうまく乗り切る第三者のオーナー、フランチャイズ加盟店、またはホスピタリティー・ベンチャー・パートナーの能力、主要な世界市場の一般的な経済の不確実性および世界経済状況の悪化または低水準の経済成長、景気後退後の経済回復の速度とペース、世界的なサプライチェーンの制約と中断、高級、リゾート、オールインクルーシブの宿泊施設セグメントに影響するリスク、ビジネス、レジャー、オールインクルーシブの各セグメントの支出水準および消費者信頼感、客室稼働率および平均宿泊料金の低下、将来の予約に関する可視性が限定的であること、重要な人員の喪失、政治不安または市民の騒乱もしくは通商政策の変更を含む国内外の政治的および地政学的状況、旅行に影響を与える敵対行為または敵対行為の恐れ(将来のテロ攻撃を含む)、旅行関連の事故、地震、津波、竜巻、ハリケーン、洪水、山火事、石油流出、原子力事故、およびCOVID-19パンデミックなどのパンデミックまたは伝染病の世界的流行、またはそうした流行の恐れなどの自然災害または人災、第三者のオーナーのための業績基準または保証が存在するホテルで一定水準の営業利益を達成する当社の能力、ホテルの改装および再開発の影響、当社の資本配分計画、自社株買い戻しプログラム、および配当金支払いに関連するリスク(買い戻し活動または配当金支払いの削減、廃止、中断を含む)、不動産およびホスピタリティー事業の季節性および周期性、インターネット旅行仲介業者経由などの流通形態の変化、当社顧客の嗜好および傾向の変化、同僚および労働組合との関係ならびに労働法の改正、第三者の施設オーナー、フランチャイズ加盟店、ホスピタリティー・ベンチャー・パートナーの財務状況およびそれらとの関係、第三者の施設オーナー、フランチャイズ加盟店、開発パートナーが現在の事業に必要な資金や当社の成長計画の実行用の資金を調達できない可能性、買収および売却の可能性ならびに新しいブランドコンセプトの導入に関連するリスク、買収および売却の時期および完了した買収を既存の事業とうまく統合する当社の能力、取引案をうまく完了できない事態(完了条件の満足または必要な承認の取得の失敗を含む)、当社の運営およびフランチャイズ事業を拡大する戦略を成功裏に実施すると同時に当社の不動産資産基盤を目標とする期間内に予想した価値で削減する当社の能力、当社の不動産資産の価値の低下、当社の運営またはフランチャイズ契約の予期せぬ終了、連邦・州・国・自治体・外国の税法改正、金利および運営コストの上昇、為替レートの変動または通貨再編、新たなブランドまたは技術革新が受容されないこと、資本市場の一般的な変動性およびそうした市場を利用する当社の能力、COVID-19パンデミックや業界再編の結果を含む当社業界の競争環境ならびに当社が事業を行う市場における変化、ワールド オブ ハイアット ロイヤルティ プログラムとアップル・レジャー・グループの会員制サービスを成功裏に成長させる当社の能力、サイバー事件および情報技術の障害、法的または行政的手続きの結果、当社のフランチャイズ事業に関連する規制または法律の違反、ならびにフォーム10-Kによる当社の年次報告書やフォーム10-Qによる四半期報告書など、当社のSECへの提出物に記載されているその他のリスクが含まれます。これらの提出物はSECから入手できます。将来予想に関するいかなる記述も本プレスリリースの発表時現在においてのみなされたものであり、それを過度に信頼されないよう当社は注意を喚起します。当社はこれら将来予想に関する記述のいずれの部分についても、実際の結果、新情報もしくは将来の事象、諸前提の変化、または将来予想に関する記述に影響するその他の要因の変更を反映させて更新および公表する義務を受諾することも負うこともありません。ただし、適用法令で義務付けられている場合はこの限りではありません。当社が1つまたはそれ以上の将来予想に関する記述を更新した場合でも、当社がその記述またはその他の記述に関してさらに更新を行うという想定をするべきではありません。


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