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米国の全国際便の10.9%と米国の定期国際便の16.9%の座席に影響
ロンドン & シンガポール--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 旅行関連のデータと知見の提供で世界をリードするOAGは、コロナウイルスが飛行機旅行市場に与える世界的影響に関する最新分析を発表しました。
欧州から米国への渡航停止は、世界の航空業界へ大きな影響をもたらすでしょう。渡航停止は、全国際便の10.9%と全定期国際便の16.9%の座席(米国とシェンゲン協定国を結ぶ便)に影響を与える見込みです。全体として、今後4週間のうちに双方向で6747便、約200万席が影響を受けます。
米国の航空会社でも特に大きな影響を被るのはデルタ航空とユナイテッド航空です。両社合計で、影響を受けるフライトの31%を占めます。欧州の航空会社の中で最も影響を受けるのはルフトハンザ航空(13%)です。欧州諸国で影響が大きいのはドイツ、フランス、オランダで、シェンゲン協定圏と米国の間の全フライトの57%がこの三国に就航しています。
OAGのシニア航空アナリストのジョン・グラントは、次のように述べています。「COVID-19は、飛行機旅行市場に対して、単独の要因として史上最大の打撃を与えています。渡航制限、運航本数、航空会社の運航スケジュールは毎日変更されており、状況はきわめて流動的です。今後数日間で、米国と欧州の航空会社は膨大な量の欠航を行うと予想されます。」
2020年3月12日時点における2020年4月の定期運航便の本数見通しは現在、英国を含む欧州から米国への片道の定期運航便が1万3169便となる予定です。定期運航便が多い国は英国(4121便)、ドイツ(1741便)、フランス(1570便)、オランダ(1212便)、スペイン(851便)です。
詳細情報については、OAGの専用ページをご覧ください:https://www.oag.com/coronavirus-airline-schedules-data
OAGについて
旅行データの提供で世界をリードするOAGは、1929年より飛行機旅行エコシステムの成長とイノベーションを推進してきました。
英国に本拠地を置き、米国、シンガポール、日本、リトアニア、中国で世界的に事業を運営しています。
詳細については、www.oag.comをご覧になり、ツイッターで @OAG Aviation をフォローしてください。
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