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東京都の小池知事は 4 月 9 日夜の臨時記者会見で、東京都に対する「まん延防止等重点措置」適用決定を受け、5 月の大型連休について「ゴールデンウィーク期間中の旅行は延期してください」と呼び掛けた。
政府は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、4 月 12 日から東京、京都、沖縄の 3 都府県に「まん延防止等重点措置」を適用することを決定。すでに大阪、兵庫、宮城の 3 府県では適用されているが、今回の決定で 6 都府県に拡大した。
「まん延防止等重点措置」の適用期間は、4 月 12 日から 5 月 11 日までの 1 か月間で、東京都は 23 区と武蔵野、立川、八王子、町田、調布、府中の 6 市が対象となる。
対象区域では、飲食店に対して現在の 21 時までから 1 時間早い 20 時までに営業時間を短縮するよう要請。利用客に対して店内での感染対策を促す「コロナ対策リーダー」の登録を求める。
要請に応じた中小企業には、1 日当たり最大 10 万円、大企業には 1 日当たり最大 20 万円の協力金を店舗ごとに支給。一律の額が支給されたこれまでの協力金とは異なり、前年度または前々年度の売上高などに応じて支給額が決定する。
要請に応じない場合、都は命令を出すことができ、正当な理由がなく命令に応じない場合は、20 万円以下の過料を科せる。