「旅の散策バス」ブランドでツアーバスを運行していた、富士セービングバスは8月12日、東京地裁で破産手続きの開始決定を受けた。

2014年5月には、東京〜大阪線を運休し、同路線の事業を「VIPライナー」ブランドで高速バスを運行している平成エンタープライズに譲受。東京〜名古屋線など残る2路線も2015年3月に廃止した上で、桜交通などに引き継いでいた。

富士セービングバスは、東京都に第2種旅行業登録を行っていたものの、すでに廃止の手続きを行っている。資本金は2億4800万円。破産債権の届出期間は9月9日までとなる。



情報提供元: Traicy