ターキッシュエアラインズが特別協賛し、日本・トルコ友好125周年を記念して制作された合作映画「海難1890」のクランクアップ報告会見が、7月9日、ザ・プリンスパークタワー東京で開催された。
1890年9月、現在のトルコであるオスマン帝国最初の親善訪日使節団を乗せて日本を出発した軍艦「エルトゥールル号」が、和歌山県串本町沖で海難事故を起こし座礁し大破。乗組員618人のうち500名以上の犠牲者を出す大惨事となった。地元住人による救助活動により69名が救われ、トルコに帰還。1985年には、イラン・イラク戦争でイランから脱出が困難になった日本人215名の救援機の運航をトルコ政府が承諾し、ターキッシュエアラインズの救援機が救出したことを描いた物語。
会見には、内野聖陽、ケナン・エジェ、忽那汐里、夏川結衣、宅間孝行、永島敏行の出演者のほか、田中光敏監督、アフメト・ビュレント・メリチ駐日大使が出席した。安倍首相、レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領のメッセージも寄せられた。また、イラン・イラク戦争の際、日本人救出に使用した機材として映画にも登場した、DC-10も飾られた。
映画「海難1890」は12月5日に公開を予定している。
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情報提供元: Traicy