日本航空(JAL)は、新千歳空港に新たに国内2空港目となる「ダイヤモンド・プレミアラウンジ」と、全面リニューアルした「サクララウンジ」を6月29日にオープンする。
マンダリンオリエンタル東京のメインダイニングや、新丸ビルの環境デザインなどを手がけたインテリアデザイナーの小坂竜氏が、和の風合いを取り入れながら、現代的にアレンジした。室内のアートはチームラボ、ラウンジ入り口にある書の彫刻は紫舟氏が手がけた。
ラウンジ面積は従来の2倍に拡大し、席数は「ダイヤモンド・プレミアラウンジ」は52席、「サクララウンジ」は101席と従来の124席から2割以上増加した。ターミナルビル3階に位置し、窓からは滑走路が見渡せる開放感溢れるラウンジとなっており、ラウンジ内のどこからでも窓の外の眺めを楽しめるように配慮している。
「ダイヤモンド・プレミアムラウンジ」はダイニングテーブルを中央に配し、ブッフェ形式で軽食を提供する。国際線ラウンジで提供しているJALオリジナルカレーをベースにした「JAL特製焼きカレーパン」や、スープや味噌汁を提供する。マッサージチェアや電話ブース、印刷機も設置されている。「サクララウンジ」は竹ひごをモチーフとした照明が特徴的で、3人が座れる横長のソファーやテーブル席を配置。緑を取り入れたアートが木目調のデザインと相まって癒やしを与える空間となっている。いずれも滑走路が見渡せるカウンター席を設けており、ゆったり寛げるソファータイプの座席と、短い時間の滞在や仕事での利用でも最適な高めの座席を設け、AC電源やUSB電源を設けている。