中国国務院は、「一般的な航空産業の発展の促進に関する意見」を発表し、低い高度の空域をより広く開放すると明らかにした。
高度3,000メートル以下の空域が対象となり、飛行にあたって必要となる承認を簡素化する。具体的な内容は明らかになっておらず、民間機の飛行空域制限が従来より緩和されるものなのか、パフォーマンスとしての発表であるのかはわかっていない。
発表ではこの他に、航空市場の開拓、空港建設の加速、新技術の活用促進、安全強化なども盛り込まれている。2020年までに、中国では500ヶ所以上の空港が建設され、年間の飛行時間は200万時間を超える見込み。