関西国際空港と大阪国際空港(伊丹空港)を運営する新関西国際空港は、きょう4月1日からオリックスとフランスの空港運営会社ヴァンシ・エアポートが中心となるコンソーシアムが設立した、関西エアポートに運営が引き継がれる。


関西国際空港は1994年に開港し、国際線と国内線が発着する24時間空港として、格安航空会社(LCC)のピーチや中国の春秋航空が拠点化している。大阪国際空港は1939年に開港し、国内線を展開。大阪市中心部に近いことからビジネスでの需要も大きい。両空港あわせて年間3,750万人が利用している。


コンソーシアムを構成するのは、中核となるオリックスとヴァンシ・エアポートのほか、アシックス、岩谷産業、大阪瓦斯、大林組、オムロン、関西電力、近鉄グループホールディングス、京阪電気鉄道、サントリーホールディングス、ジェイティービー、積水ハウス、ダイキン工業、大和ハウス工業、竹中工務店、南海電気鉄道、西日本電信電話、パナソニック、阪急阪神ホールディングス、レンゴー、池田泉州銀行、紀陽銀行、京都銀行、滋賀銀行、南都銀行、日本生命保険、みずほ銀行、三井住友信託銀行、三菱東京UFJ銀行、りそな銀行、民間資金等活用事業推進機構。オリックスとヴァンシ・エアポートがそれぞれ40%の株式を保有。残りをコンソーシアム構成企業が保有する。総調達額は2,600億円となり、うち800億円を株主からの拠出で賄う。


きょう4月1日は、午前11時から関西国際空港第1ターミナル1階で国際線到着ロビー中央、午後1時40分から大阪国際空港北ターミナル1階ステージ、午後2時20分から大阪国際空港南ターミナル1階で社長と副社長の挨拶、くす玉の開被、運営開始記念ノベルティの配布を行う。


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情報提供元: Traicy