国土交通省は、3月30日より、成田国際空港と関西国際空港の入国審査場に、日本初となる「ファーストレーン」を設置すると発表した。
成田国際空港は第1ターミナルの南北入国審査場に各2レーン、第2ターミナルの入国審査場A・Bゾーンに各2レーン、関西国際空港は第1ターミナルの南北入国審査場に各2レーンを設ける。対象者は訪日外国人の国際会議参加者と重要ビジネス旅客で、利用の際には事前に航空会社や国際会議運営会社を通じて配布したクーポンを確認する。運用時間は午前6時から午後11時まで。
今後、主要空港での設置や、成田国際空港と関西国際空港のファーストレーンも運用状況を見ながら対象範囲の拡大などの利便性改善に努めるとしている。