立教大学観光学部とJTBグローバルマーケティング&トラベル(JTBGMT)は、学生が企画した訪日旅行商品の販売を開始した。


この取組みは、立教大学観光学部の3年生が「旅行産業演習2」(志賀典人特任教授)で企画した観光プランを商品化したもので、昨年に引き続き今年で2回目。立教大学観光学部は学生がインバウンド向け旅行商品を企画する過程で、観光現場で起きている課題に対し、実践的なものの見方や考え方を身に付けることを目的としており、JTBGMTは学生の新鮮なアイデアを取り入れることができることから、2014年4月より産学共同で取り組んでいる。


学生は2015年4月に商品造成について講義を受け、6月に中間報告案をJTBGMTに提出。その後、ツアー内容をブラッシュアップし、商品企画のプレゼンテーションを経て、JTBGMTが実際にツアーを造成した。今回は「アジアのファミリー層」をターゲットに、「ミニパフェ」の食品サンプル作りとおもしろ消しゴム工場の見学を行う商品を造成。JTBGMTの訪日個人観光客向けパッケージツアー「エクスペリエンスジャパン」ブランドで、きょう3月14日より販売を開始した。


設定日は4月20日・26日、5月10日・17日・14日の5日間で、旅行代金は一人4,980円。最少催行人数は10名、英語の通訳案内士が同行する。集合は東武東上線北池袋駅改札、解散はつくばエクスプレス八潮駅。


情報提供元: Traicy