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全日空商事は、今年の国慶節期間の中国人の購買動向を調査し、結果を発表しました。
全日空商事は成田空港内にて「ANA DUTY FREE SHOP」(旗艦店)や「ANA DUTY &TAX FREE SHOP」(第4サテライト店)などの店舗を運営しています。
化粧品、たばこ、香水、食品、飲料、酒類などを取り扱う旗艦店では中国人の売上金額が過半数を超えたことがわかりました。一方で昨年過半数を占めた日本人は今年4割を下回っています。中国以外の地域では売上割合が変わっていないことからいわゆる爆買いに代表される中国人の旺盛な購買意欲が見て取れます。
また、中国人の購買動向について2年前から比較したところ売上、客数、客単価のいずれについても上昇していることが分かります。特に売上金額、客数が2年前と比べおよそ2倍と急伸しています。今年からは中国人に対して日本へのビザが緩和されたこともあり、今後も客数、売上ともに伸びることが予想されます。
また、電化製品、化粧品、美容器具、たばこ、酒類、菓子、サングラスなどを主に取り扱い訪日外国人向けの取り扱いを強化した第4サテライト店でも売上金額の国別金額を調べたところ、外国人が約8割を占めています。日本人はわずか2割に留るという結果となりました。こちらでも中国人が売上の多くを占めています。
第4サテライト店の店長は「今年は、国慶節に限らず中国人のお客様が数多く来店されていますが、特に国慶節期間中は朝からレジに行列ができるなど、特に中国人のお客様のご来店が目立ちました。お土産として人気があるのは日本酒やウイスキー、たばこや美容グッズ、またお菓子のまとめ買いも多くみられます。また、当社が運営する他店舗に比べ欧米からのお客様のご利用も多く、ロイズやキットカット等の箱菓子や和柄のキーホルダーなどのお土産が欧米人に人気となっています。搭乗ゲート近くに位置する店舗として、日本での最後のおもてなしを心掛けています。」と国慶節期についてコメントしています。