日本航空(JAL)は、ボーイング737-8型機17機を追加導入する。

2023年3月に21機を確定発注しており、これにより38機に拡大する。現行のボーイング737-800型機の後継機となるもので、ボーイング767型機の更新機材として導入するエアバスA321neo11機をあわせ、需給に適合した機材更新を進める。JALグループはボーイング737-800型機を47機を所有、15機をリースで運航している。

ボーイング737-8型機は、新型エンジンや空力性能の向上により、現行のボーイング737-800型機と比較して二酸化炭素(CO2)排出量を約15%削減できるとされている。

この他に国際線用機材として、ボーイング787-9型機を10機、エアバスA350-900型機を20機、エアバスA350-1000型機を5機導入することをすでに発表しており、今後90機を新たに導入することになる。

2030年度には、LCCをあわせた国際線の事業規模を2023年度比約1.5倍に拡大する計画で、特に今後成長が見込まれる、アメリカ・アジア路線を中心に便数を増加させるほか、機材の大型化による提供座席数を増やす。

情報提供元: Traicy
記事名:「 JAL、ボーイング737-8型機17機を追加発注