新東名高速道路の新御殿場インターチェンジ(IC)~御殿場ジャンクション(JCT)間と国道138号須走道路・御殿場バイパス(西区間)が4月10日に開業する。
新東名高速道路の新御殿場IC~御殿場JCT間は7.1キロメートルの区間で、暫定4車線で開業する。NEXCO中日本などが発表した資料によると、この区間の開通により、静岡方面から山梨方面への観光による通過交通が新御殿場ICへ転換し、御殿場市街地の渋滞緩和が期待されるという。
国道138号の須走道路・御殿場バイパス(西区間)は、東富士五湖道路と接続する延長8.1キロメートルの自動車専用道路。新御殿場ICとのアクセス道路もあわせて整備される。この区間の開通により、信号が連坦する現道を通過する必要がなくなるという。
これらの道路の開通により、富士五湖周辺~箱根間の所要時間が約5分、富士五湖周辺~伊豆地域間の所要時間が約10分短縮されると予測されている。