日本航空(JAL)は3月22日、非接触で画面を操作できる自動チェックイン機と自動手荷物預け機を羽田空港に導入した。コロナ禍における感染拡大防止対策のため、今後、伊丹空港など他の空港にも順次展開する。
対象は羽田空港の自動チェックイン機全84台と、自動手荷物預け機全38台。操作画面にセンサーを取り付けることで、指をかざすだけで赤外線センサーが動きを感知。非接触で画面を操作できる。センサーは日本エアロスペース製の「エアクリック」を採用した。昨年9月に実施した実証実験を経て、自動チェックイン機では画面から2.5センチ、自動手荷物預け機では4センチで反応するよう設定された。
まず南ウイングの自動チェックイン機4台、自動手荷物預け機2台に導入し、3月末までに全台への導入を完了。4月からは新千歳空港、伊丹空港、福岡空港、那覇空港にも順次展開していく。
▲非接触で自動チェックイン機を操作する様子
▲自動手荷物預け機に設置された非接触センサー(画面横)
▲非接触で自動手荷物預け機を操作する様子