在ミャンマー日本国大使館は、新型コロナウイルスのPCR検査の受検が困難ではない状況になるまでの間、陰性証明書を持たなくても日本に帰国・入国できるようにする。
ミャンマーでは2月1日、軍が与党・国民民主連盟(NLD)のアウン・サン・スー・チー国家最高顧問をはじめとした、複数の政権幹部を拘束した上で、国軍放送局「ミャワディ」を通じて、国の司法・立法・行政の権限を国軍司令官に委譲したと発表している。ヤンゴンの一部には戒厳令が出されており、情勢は悪化している。
経由便で日本へ帰国・入国する人には、領事レターを発行することで、帰国や入国が可能となり、搭乗拒否の対象外となる。ANAの直行便搭乗者は、在ミャンマー日本国大使館がまとめて手続きを行う。搭乗の2日前まで発行の申し込みを受け付ける。