SITAは、「SITA Passenger Service System」にサイバー攻撃を受け、このシステムを利用する航空会社の個人情報が漏洩したと発表した。



日本航空(JAL)も、JALマイレージバンク会員が提携航空会社を利用する際に、アルファベット表記の名前、会員番号、ワンワールドの会員ステイタスをSITAを通じて提供しており、この情報が流出したとしている。JALによると、漢字表記のお名前、生年月日、住所、電話番号、メールアドレス、パスワード、クレジットカード番号などの第三者による不正利用につながる情報は含まれていないとしている。



SITAは声明で、2月24日に従来なデータセキュリティ事案が確認され、迅速な措置を講じたとしており、すでに外部の専門家の支援を受け、調査を開始していることを明らかにしている。



SITAは、スイスのジュネーブに本社を置く、世界の航空会社、旅行代理店などに、ネットワークや業務用アプリケーション等の各種サービスを提供している企業。

情報提供元: Traicy
記事名:「 SITA、サイバー攻撃で個人情報漏洩 一部のJALマイレージ会員情報も