日本航空(JAL)は、国際線仕様のボーイング777-300ER型機を、2月22日の東京/羽田〜沖縄/那覇線の1往復に急遽投入した。



投入したのは、東京/羽田発のJAL921便と、その折返しとなる沖縄/那覇発JAL920便。通常の国内線運用時は、ファーストクラスとビジネスクラスをクラスJとして、プレミアムエコノミークラスとエコノミークラスを普通席として運用しており、今回も同様にファーストクラスは販売せず、クラスJとして運用した。





国際線仕様のボーイング777-300ER型機は、ファーストクラス8席、ビジネスクラス49席、プレミアムエコノミークラス40席、エコノミークラス147席の計244席を配置している。欧米線などで主に運航しており、国内線は東京/成田発着便に投入されることがあるが、現在は定期運用している路線はない。東京/羽田〜沖縄/那覇線に充当されるのは極めて稀。



国際線仕様のボーイング777-200ER型機は、コロナ禍で国際線の運航が減っていることから、東京/羽田〜沖縄/那覇線で定期的に運用されている。この機材にファーストクラスの設定はない。



国土交通省は2月21日、ユナイテッド航空のボーイング777-200型機のエンジントラブルを受け、国内で同系列のエンジンを搭載した機体の運航停止を指示した。22日の東京/羽田〜沖縄/那覇線は、別便も機材変更を行うなど、ダイヤが乱れた。



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情報提供元: Traicy
記事名:「 JAL、東京/羽田〜沖縄/那覇線に国際線777-300ERを投入 4クラス仕様機