日本航空(JAL)は、国際線の燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)の徴収を、4月・5月発券分も行わない。



JALは燃油サーチャージの徴収を、航空燃料のシンガポールケロシンの価格下落に伴い、2020年6月1日発券分から、約3年半ぶりに取りやめている。



燃油サーチャージは、シンガポールケロシンの市況価格の2ヶ月間の平均を、為替レートの2ヶ月間の平均で円換算した際の金額に応じて徴収すると定めている。12月から2021年1月のシンガポールケロシンの市況価格は1バレルあたり平均55.82米ドル、1米ドル103.76円だったため、円貨換算額は5,792円となった。円貨換算額が6,000円未満となった場合には、燃油サーチャージを適用しないこととしている。



シンガポールケロシンの円貨換算額は、2020年2月から3月は5,494円、4月から5月は2,756円、6月から7月は4,548円、8月から9月は4,371円、10月から11月は4,582円だった。



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情報提供元: Traicy
記事名:「 JAL、燃油サーチャージゼロ継続 4月・5月発券分