宮古島市は、新型コロナウイルス感染者の急増を受け、市民の行動を実質的に制限する。また、島外からの来島は自粛要請を強化する。



2021年に入り、宮古地区では新型コロナウイルス感染者が急増しており、同地区の地域医療を担う沖縄県立宮古病院は外来診療を中止した。



1月25日時点の人口10万人あたりの1週間の感染者数は98.94人で、東京なども上回る「全国一厳しい状況」としている。



外来診療を中止した沖縄県立宮古病院は、都市封鎖、ロックダウンを求める会見を実施。この会見を受ける形で、宮古島市は、市の公園を含む施設を、2月7日まで全面使用禁止とした。感染者の多くは、家庭内や親戚内での会食・会合によるものなど市中感染が多いとしていて、実質的に市民行動を制限する。飲食店や宿泊関係施設、航空関係などの企業・団体などへの協力要請もする考え。



活動自粛を更に強化し、生活に必要な買い物など以外の不要不急の外出を控えることをや、市民の島外との往来の自粛を呼びかける。また、来島を予定している島外からの旅行者や帰省も自粛を要請する。

情報提供元: Traicy
記事名:「 沖縄・宮古島市、来島自粛呼びかけ強化 全国で最も厳しいコロナ感染状況、市民の行動も制限