ピーチ・アビエーションは、搭乗前に新型コロナウイルスの抗原検査を実施した上で、国内線の利用を可能とする実証事業を、2021年3月31日まで延長する。
帰省需要が高いものの、航空以外の代替交通手段が少ない路線である、大阪/関西発宮崎・奄美行きを対象として、11月20日から12月19日まで実施していた。
対象路線のバリューピーチ・プライムピーチ運賃購入者が、提携クリニック・検査機関で新型コロナウイルスの抗原検査を搭乗前までに受けることができるもので、費用の一部をピーチ、関西国際空港全体構想促進協議会、宮崎県、鹿児島県がそれぞれ負担する。自己負担は3,000円(税別)。
提携クリニック・検査機関はうつぼ Garden Clinicと医療法人煌仁会 森川内科クリニックの2箇所。受検希望者は搭乗日の5日前までに来院するよう、事前に診察予約を行う必要がある。
万一、陽性だった場合には、保健所の指示に従うとともに、予約便には搭乗せず、予約変更もしくはキャンセルすることに同意する必要がある。