「グルメの宝庫、札幌駅で何する?」と題してお送りしているこのシリーズ。第1回、第2回とスイーツを紹介してきたが、今回は "北海道の唐揚げ"こと、「ザンギ」を紹介する。
「ザンギ」をご存知ない方もいらっしゃるかもしれないので、一言添えておくが、「ザンギ」は"だいたい唐揚げ"である。北海道に来ると、唐揚げと同じような見た目をしている食べ物が「ザンギ」として出されている。厳密な定義は存在しないが、基本的には「鳥の唐揚げ」を指す。
当たり前のことだが、うまい唐揚げが存在するように、うまい「ザンギ」が存在する。今回紹介する「中国料理 布袋」も「ザンギ」の名店だ。本店は大通公園の南に位置し、ザンギはもちろん、様々な中華料理を提供している。
今回紹介するのは、札幌駅から地下空間で直結し、大通公園との中間に位置する、商業施設「赤れんが テラス」内にある「中国料理 布袋 赤れんがテラス店」だ。
「赤れんがテラス」は、札幌三井JPビルディング内に2014年にオープンした商業施設。3階には、新たなダイニングスタイル「バルテラス」として、名店を味わえるフードコートが展開されている。「布袋式ザンギ」もこの雰囲気の中で味わえる。
「ザンギ」の特徴の1つは、とにかく大きいこと。大きいピースは、10センチを超えることも。そしてひとつひとつがジューシーであるのも大きな魅力だ。さらにもう1つの特徴、油淋鶏を思い起こさせるような特製だれが、箸を進めてくれる。
ほかにも北海道でザンギを食すことがあるが、布袋のザンギはオリジナリティが高く、何度も食べたくなるやみつきの味だ。
同店をはじめとする各店舗では「ちょい呑み」セットも設定されている。また、豊富な定食メニューもあるので、様々なシチュエーションで楽しむことができる。
札幌には様々なご当地料理があるが、ぜひ「ザンギ」も味わってみてほしい。