羽田空港跡地で7月3日に先行開業した大規模複合施設「HANEDA INNOVATION CITY」(HICity)が9月18日、本格稼働を開始した。
同施設は鹿島建設やJR東日本、京浜急行電鉄(京急)、東京モノレールなど9社が出資する羽田みらい開発が事業主体となって開発。天空橋駅周辺の羽田空港の跡地約5.9ヘクタールを大田区から50年間借り受け、先端技術や日本文化発信の拠点として建設された。地上11階、地下1階建てで、先端研究拠点や会議研修センター、文化体験商業施設のほか、ライブハウスや飲食店、足湯施設などが立ち並ぶ。
[caption id="attachment_182255" align="alignnone" width="900"]
一部施設は7月3日に先行開業しており、9月18日に本格稼働を開始した。スマートシティに関する取り組みとして、自律走行バスや自動運転車椅子などの先端モビリティや、自律移動型ロボットや遠隔操作できるアバターロボットなどの実証実験を行う。一部のモビリティには一般来訪者も試乗できる。全体のグランドオープンは2022年の予定。
また、9月22日までの5日間はオープニングイベントとして、紙ろうそくによる巨大浮世絵の展示や、江戸の和食・グッズを販売する店舗の出店などを行っている。入場無料。
[caption id="attachment_182256" align="alignnone" width="900"]
[caption id="attachment_182260" align="alignnone" width="900"]