ZIPAIR Tokyo(ジップエア・トーキョー)は9月12日、東京/成田〜ソウル/仁川線を貨物専用便として開設した。ボーイング787-8型機で週5往復運航する。旅客便としての就航予定日は未定。
同社は1路線目の東京/成田〜バンコク/スワンナプーム線を6月3日に貨物専用便として開設。2路線目となる東京/成田〜ソウル/仁川線の就航予定日は当初7月1日としていたが、新型コロナウイルスの影響で約2か月遅れとなった。当面は貨物専用便としての運航となり、旅客便として販売する目処は立っていない。親会社の日本航空(JAL)と共同運航(コードシェア)を実施し、貨物の販売はJALが担う。
初便のZG41便にはバンコク/スワンナプームからZG52便として到着した機材(JA822J)を使用し、日本発の電子部材など約1トンを搭載した。客室には先任客室乗務員1人、訓練生指導者5人、客室乗務員4人、教官1人が搭乗し、慣熟訓練を行う。
折返しのソウル/仁川発には北米向け電子部品、自動車部品など9トンを搭載する。今後の貨物量は、東京/成田が4〜5トン、ソウル/仁川発が13トン程度となる見込みだという。
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ZG41 東京/成田(09:15)〜ソウル/仁川(11:50)/火・水・木・土・日
ZG42 ソウル/仁川(13:30)〜東京/成田(15:55)/火・水・木・土・日