日本航空(JAL)は、新型コロナウイルス感染症の影響に伴い、9月30日までの国際線の運休・減便を決定した。払い戻し・変更の特別対応も対象期間を延長する。
引き続き8月1日から9月30日まで、国際線全路線で運休・減便を実施する。このうち、東京/成田~ボストン線は、旅客便扱いの運航を再開する。また、ロサンゼルス発大阪/関西行きや東京/羽田~ホノルル線の臨時便を設定する。また、東京/羽田や東京/成田とパリ、フランクフルト、バンコク、ホーチミン、ハノイ、マニラを結ぶ各路線を増便する。
8月1日から31日までの、減便数は4,407便。計画に対する運休便数を示す減便率は90%となる。9月1日から30日までは、ハワイ線の運航を引き続き検討しており、ハワイ線を除いた減便数は3,851便、減便率は89%。一部の路線は旅客機の貨物スペースを利用した貨物専用便を引き続き運航する。
また、6月11日発券分までの日本航空で発券された航空券は、9月30日搭乗分まで変更・払い戻し・有効期限延長の特別対応を実施する。なお、運休・減便事由の場合は10月24日搭乗分まで、出入国制限に伴う変更・払い戻しは発券日に関わらず同対応を実施する。6月11日以降発売の航空券は変更手数料を無料としている。