フィンエアーは、7月から長距離路線の運航を再開すると発表した。



7月には通常のフライト数の約30%を運航する計画で、アジアの主要都市への路線も運航する。運航路線や便数は、需要の回復とともに追加していく。



オーレ・オリヴェール最高商業責任者(CCO)は、「最近の顧客調査によると、お客様はすでにビジネスとレジャーの両方の旅行を計画されています」として、運航再開をいち早く発表することで、需要の取り込みを図りたい考え。



7月に運航を再開する長距離路線は、北京、香港、上海/浦東、名古屋/中部、大阪/関西、東京/成田、シンガポール、ソウル/仁川、バンコク線。8月にはデリーとニューヨーク線を追加する。11月には東京/羽田への新規就航を予定する。福岡や札幌/千歳線は、2021年3月末の冬スケジュール終了まで運航しない。



ヨーロッパ路線は主要都市から運航を再開する。7月には、ベルリン、ブリュッセル、ブダペスト、コペンハーゲン、ダブリン、デュッセルドルフ、エディンバラ、フランクフルト、ヨーテボリ、ジュネーブ、ハンブルク、ロンドン、マラガ、マンチェスター、モスクワ、ミュンヘン、オスロ、パリ、プラハ、リガ、タリン、ストックホルム、サンクトペテルブルク、ビリニュス、ウィーン、チューリッヒ線の運航を再開する。8月にはバルセロナ、ミラノ、マドリード、ローマ、ワルシャワへのフライトを追加する。夏の休暇シーズンには、南ヨーロッパへの運航も予定する。



フィンランド国内線は、7月にはクオピオ、マリエハムン、オウル、ロヴァニエミ、トゥルク、ヴァーサへの6路線を運航する。8月にはイヴァロとキッティラ、9月にはクーサモとタンペレへの運航を予定する。今夏はヨエンスー、ユヴァスキラ、カジャニ、ケミ、コッコラへの運航は行わない。



7月から2021年3月末までのフライトスケジュールを発表しており、キャンセルされるフライトの予約は段階的に処理し、6月末までに予約客に連絡する。4月1日から6月30日までに新規予約を行った全ての航空券を対象に、搭乗日を柔軟に変更できるようにしている。

情報提供元: Traicy
記事名:「 フィンエアー、日本線の運航を7月再開 羽田就航は11月、福岡・札幌/千歳線は来年3月まで運航せず