青森県と北海道とを結ぶ津軽海峡フェリーで運航されている「ブルードルフィン2」が、老朽化に伴う新造船への置き換えにより、5月22日をもって引退する。
「ブルードルフィン2」は1994年、東日本フェリー(当時)が建造し、「ほるす」という名前で室蘭〜青森航路に就航した。その後、運航会社や航路を変えて2010年、津軽海峡フェリーの函館〜青森航路に「ブルードルフィン」として就航。2017年に「ブルードルフィン2」へと改名し、誕生から26年間、北海道と青森とを結んできた。日本初の「ドッグルーム」や「ドッグバルコニー」を備え、就航当時はペットと一緒に船旅を楽しめることが特徴だった。
6月から新造船「ブルールミナス」の就航が決まり、「ブルードルフィン2」は5月22日午後5時5分青森発の17便を最後に引退する。なお、「ブルールミナス」の就航第一便は6月9日午後5時30分函館発の18便となる。