外務省は、12月5日から年金制度改革に反対する全国的なストライキが実施されていることから、注意喚起を行っている。
特にSNCF(フランス国鉄)、RATP(パリ交通公団)の労働組合は無期限のストライキを呼びかけており、パリ市内をはじめフランス各地で公共交通機関に混乱が生じているという。
警察、消防、病院、役所、郵便局、電力会社、教育機関、運送業などの労働組合もストライキに参加しており、12月17日にも、全国的なデモの実施が呼びかけられている。
フランスへ渡航、滞在する人には、最新の関連情報の入手に努め、外出する際には、十分時間に余裕をもって行動することなどを呼びかけている。