エア・カナダは、モントリオール〜サンパウロ線の運航を12月12日より開始した。2020年3月27日まで、季節定期便として運航する。
南米への路線拡大の一環で、モントリオールの国際ハブ空港化を強化するものとなる。12月8日にはトロント〜キト線を開設しており、来夏にはモントリオール〜ボゴタ線を開設することをすでに発表している。モントリオールが位置するケベック州の南米最大の貿易相手国がブラジルであることから、ビジネスでの利用も視野に入れる。
機材は、ビジネスクラス30席、プレミアムエコノミー21席、エコノミークラス247席の計298席を配置したボーイング787-9型機を使用する。ビジネスクラス「シグネチャークラス」やモントリオールのメイプルリーフ・ラウンジでは、モントリオールのアントニオ・パークシェフによる、南米をイメージしたメニューを提供する。
日本からは、東京/成田〜モントリオール線との接続ができる。東京/成田を水・金・日曜に出発すると、モントリオールで約1時間30分の乗り継ぎでサンパウロに向かうことができる。復路はモントリオールで1泊もしくは2泊する必要がある。
AC96 モントリオール(18:35)〜サンパウロ(06:30+1)/水・金・日
AC97 サンパウロ(08:40)〜モントリオール(16:45)/月・木・土