JR東海はきょう11月22日、2027年の開業を予定するリニア中央新幹線の、神奈川県相模原市に設置される新駅の起工式を行った。
リニア中央新幹線の品川〜名古屋間285.6キロには、神奈川県駅、山梨県駅、長野県駅、岐阜県駅(いずれも仮称)の4駅が新設される。今般着工した神奈川県駅は、橋本駅付近にあった県立相原高校跡地(相模原市緑区)の地下約30メートルに設置され、中間駅では唯一の地下駅となる。延長約1キロ、最大幅約50メートルで、ホームは2面4線構造。工事は奥村組を代表とする共同事業体が担当し、工期は2027年3月までを予定している。
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JR東海の金子慎代表取締役社長はリニア中央新幹線について、「かつて東海道新幹線が開業して日本経済と社会に大きなインパクトを与えたが、それに匹敵する影響をもつ可能性がある」とし、「神奈川県駅についても地域の大きな発展に寄与すると思っている」と話した。
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