国土交通省は、成田国際空港株式会社法に基づき、国土交通大臣が定めている成田国際空港の基本計画を改定した。
横風用滑走路の計画を廃し、B滑走路の延長とC滑走路の新設を行うというもの。現在2,500メートルのB滑走路を3,500メートルに延伸するとともに、3,500メートルのC滑走路をA・B滑走路と平行に、空港東側に設置する。これらの工事は2030年をめどに完了することを目指すとしている。
2019年3月に国、千葉県、地元市町、成田国際空港の4者によりなされた、年間発着容量を50万回にする、空港の機能強化への合意を踏まえたものとなる。