シンガポール航空は、シンガポールを発着する10路線のファーストクラスで、「テタンジェ・コント・ド・シャンパーニュ」を10月27日から提供する。
テタンジェは、1734年にフランスで創業した、家族経営の老舗大手シャンパーニュ・メゾン。5つのグラン・クリュを生産している畑でぶどうの出来が良い年に収穫されたシャルドネのみを使用して造られており、1回目の圧搾で搾られた果汁(キュヴェ)のみを使用。8年から10年かけて熟成された、最高品質のシャンパンを製造している。シンガポール航空ではすでに、「ドンペリニョン」と「クリュッグ・グランド・キュヴェ」を機内に搭載しており、年間35万本以上を提供している。
提供路線は、シンガポール発東京/羽田・オークランド・北京・デリー・ドバイ・メルボルン・ムンバイ・ソウル/仁川・上海/浦東・シドニー行きの10路線。提供期間は2020年2月まで。その後は順次ローテーションし、他の路線でも提供する。
シンガポール航空のワインコンサルタント3人のうち1人であるジェニー・チョー・リー氏は、「テタンジェ・コント・ド・シャンパーニュは、洗練されたエレガントな風味のヴィンテージシャンパンで、ミネラル感のある味わいを楽しむことができます。テタンジェ社のような世界中のワインの生産地の中でも最高のワイナリーと密にしながら、より多くの種類のワインを現地から直送してお客様にお楽しみいただきたいというシンガポール航空の想いから、今回の提供が決まりました」とコメントしている。
シンガポール航空では、ファーストクラスのサービス強化の一環として、11月中旬から、フランスのクリスタルブランドであるラリック社の代表的なクリスタルフィッシュの新シリーズを含む、男女兼用のアメニティキットを提供するほか、2020年以降はキャビアの提供路線を拡大していく。
シンガポール航空のベティ・ウォンディビジョナル・バイスプレジデント・インフライトサービス&デザインは、「シンガポール航空に新たなメニューとしてコント・ド・シャンパーニュという有名な銘柄を導入し、美食家のお客様へ新たな選択肢を提供できることを大変嬉しく思います。ファーストクラスのサービス強化を通じて、今後も機内で世界最高品質のサービスをお届けできるよう、取り組んで参ります」とコメントした。