外務省は、香港政府が緊急状況規制条例に基づき、集会やデモ活動で身分の識別を妨げるマスクを着用することを禁止する「マスク禁止規則」を制定し、現地時間10月5日午前0時から施行したことを受け、スポット情報を発出した。



違反した場合、1年以下の禁錮や25,000香港ドル以下の罰金を科される可能性がある。外国人も対象となる。



職業上や医療・健康上、安全上の理由など、合理的な理由が明らかな場合には免責される。警察は身分を確認するため、マスクの取り外しを要求することができ、従わない場合には6ヶ月以下の禁錮や10,000香港ドル以下の罰金を科すとともに、マスクを除去できるとしている。



外務省では、香港への渡航・滞在を予定している人や滞在中の人に対して、報道などから最新情報を入手するほか、抗議活動が行われている地域や混乱が予想される場所にか近づかないように求めている。



外務省では8月に、危険レベルを4段階のうち最も低い、「レベル1(十分注意してください)」に引き上げている。従来は危険レベルが発令されていなかった。



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情報提供元: Traicy
記事名:「 香港の「マスク禁止条例」、外国人も適用 外務省はスポット情報