アメリカン航空は、ワイドボディ機へのプレミアムエコノミークラスの設置を、アメリカの航空会社として初めて完了した。
すでに設置を終えたのは、日本線にも投入しているボーイング787型機とボーイング777型機と、エアバスA330-200型機の計124機。合わせて3,025席を設置している。長距離国際線のビジネスクラス「Flagshipビジネス」とエコノミークラス「メインキャビン」の間と、一部のハワイ線とアラスカ線の「Flagshipファースト」の後方に設置している。
プレミアムエコノミークラスは2017年8月より日本線への導入を開始し、東京/羽田・東京/成田~ロサンゼルス線、東京/成田~シカゴ・ダラス線の日本線全路線でサービスを提供している。シート配列は「2-3-2」。シートピッチは38インチ(約96.52センチ)。優先チェックイン、優先搭乗のほか、アメニティキットやノイズキャンセリングヘッドフォン、ワインやビールなどの提供も行う。Casper(キャスパー)社製のデイブランケットとランバーピロー(腰枕)を設置している。