マリオット・インターナショナルは、飲食やアクティビティなどを滞在に含む、オールインクルーシブなプラットフォームの展開を拡大する。
新たにオールインクルーシブタイプのリゾートホテルをカリブ海やラテンアメリカ地域に5軒建設し、2022年から2025年までの間に開業する。既存のリゾートを改装するなど、さらに拡大していく。
ドミニカ共和国のプンタカナにオートグラフ・コレクションを2022年、メキシコのリビエラ・ナヤリットにザ・リッツ・カールトンとウェスティンホテルを2023年、オートグラフ・コレクションとマリオット・ホテルを2025年にそれぞれ開業する。客室数はあわせて2,000室以上となる。
マリオット・インターナショナルでは、オールインクルーシブタイプの滞在需要が高まる中で、ザ・リッツ・カールトン、ラグジュアリーコレクション、マリオット・ホテル、ウェスティン・ホテル、Wホテル、オートグラフ・コレクション、デルタ・バイ・マリオットの7つのブランドを活用したプラットフォームを構築する計画。マリオット・ホテルは主に家族向け、Wホテルは大人の滞在向けなど、ブランドに応じてターゲットを明確化する。
大人向けのオールインクルーシブリゾートでは、フィットネスやスパ、レストランでの予約不要の食事、スイムアップバー付きの大人専用プール、24時間のルームサービス、ナイトクラブ、無制限のプレミアムドリンクプログラムなどの提供を想定している。家族向けのオールインクルーシブリゾートでは、ウォータースポーツやスポーツアクティビティ、子どもや10代向けの革新的なキッズクラブ、シアター、子供向けのスパ、複数の娯楽施設などを提供する。